消費税を10%に上げるか否か、年内に決まるのだが、どうも安陪首相の一存で決まるようで凄いことだ。安陪首相は経済は素人だが政治はプロなので政治的思惑配慮が絡んでくるわけだ。
所謂アベノミクスを推進したエコノミストや経済通を自負する議員が、消費税アップに反対している。これが素人の私にはよく分からない。消費税アップは織り込み済みでしょう。どうも自分たちの言い出したアベノミクスに味噌が付くのを嫌って、消費税アップに反対しているように見える。
アベノミクスに首を傾げていたエコノミストには粛々と増税すべきだという人も多い。日本の将来を考えれば消費税を粛々と上げてゆくのが結局は救国になるという考え方で、消費税アップによる副作用には応急処置で対応すれば良いという。私にはまともな考え方だと思われる。
アベノミクスを唱えた人達はなぜか一年半待って、消費税をアップすれば良いと突然何でも当てる予言者のようなことを言い出している。一年半すれば実質所得も上がり2%の消費税アップに耐えられるようになるからだと宣う。一年半前に今を当てられなかったエコノミストになぜ一年半後が分かるのか、冗談もほどほどにして欲しい。
政治家は苦し紛れにレトリックで言い逃れる場面も多いが、結果責任を逃れることは出来ず選挙という評価を受けなければならない。その点エコノミストはと申し上げたくなる。