駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

次回ではなく今

2014年11月10日 | 世の中

                

 財布を二つ持ち歩いている。たぶん私だけではないだろう。一つにはクレジットカード、キャッシュカード、免許証、保険証、万札など非常に大切なもの、もう一方には千円札小銭定期割引券会員証などだ。

 ハンドバックを持ち歩かないので、どうしてもこれだけのものを一つの財布に収めきれないのだ。勿論、辞書の様に厚くなっても構わなければ可能だろうが、それではポケットが膨らみ過ぎてしまう。

 問題なのは割引券や会員証なのだ。会員証だけで十数枚になる。これでも出来るだけ絞っているつもりなのだ。利用する本屋は三軒あるのだが、お互い張り合って別々の会員証を呉れる。プラスチックの薄いものだが、三枚となればそこそこの厚さになる。その他にショッピングモールとデパートで三枚これは結構厚手だ。他にガソリンスタンド、映画館、カメラショップ、DIYで十枚。後は日本医師会、パソコンショップ、電気店の会員証に定期券だ。

 他にもその都度呉れる割引券やお買い得券、くじ引き券がある。これらは薄い紙なのだが枚数が多く結構嵩張る、結局、使わない使えないことが多いので、要らないと断れば良いのだが、ついああそうと貰って暫く入れている。大抵は気が付くと時期が過ぎて無効になったり、次に財布を使う時にうるさいと捨ててしまったりで、無駄になることが多い。昨日も本屋で何とかキャンペーン中ですとタオル引換券を呉れた。二週間後から十日間の間にご来店頂ければお渡ししますと言う。タオルは要らないティッシュでいいから今呉れを言いたい。ピンク色の引換券が、今のところ財布に収まっているが、果たして首尾良くタオルと交換できるだろうか。

 世の中には私と同じように割引券やお買い得券を貰いながら結局は半分も活用できない客が多いのではないか、今度ではなく今割り引いてくれ!。

 

コメント (4)
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