ほとんど音痴と言われているが、聞くのは好きだ。懐かしいのは小学唱歌なのだが、青春の空間にはジョーン・バエズから吉田拓郎までフォークソングが流れていた。
ジョーンというのはおーいとジョンを呼んでいるわけではない。ジョン・デンバーのジョンは犬のジョンと同じ男のジョン。ジョーンというのは僅かに微かにォの音が入っており、ネイティブスピーカーはジョーンと延ばさなくてもジョォンで区別が出来る女性の名前なのだ。
ドナドナドンナは力強く美しい。今どこで何をしてはるやろかと思うが、きっと母になり婆になってもフォークの心を忘れず地道に生きておられるだろう。
吉田拓郎のコンサートを聞きに行ったこともなければレコードを集めたこともない。それでも、彼には同時代のよしみを感じ、そうだそうだったと懐かしく聞く。
フォークソングは若者の心の詩に親しみやすい単純なメロディを付けて、ギターを奏でながら歌われた。歌詞はノンシャランからメッセージまで色々あったが、どこか若者の思いが込められ青春の香りがした。
フォークシンガーにはアマチュアの感覚があり、どうもそれが仕事という感じがせず、若者が土日に包丁や聴診器やハンドルをギターに持ち替えて歌うもののような気がしていた。
歌は世に連れ世は歌に連れ、世の中が変わり歌も変わった。今の時代フォークソングに変わる歌はなんなんだろう。
花は何処へ行った、と思う。先駆けだった何でも見てやろうの小田実もニャロメの赤塚不二夫も逝ってしまった。自分の青春に重なるせいだけでない、なぜか青春の息吹があったあの時代をフォークソングを耳にすると思い出す。
ジョーンというのはおーいとジョンを呼んでいるわけではない。ジョン・デンバーのジョンは犬のジョンと同じ男のジョン。ジョーンというのは僅かに微かにォの音が入っており、ネイティブスピーカーはジョーンと延ばさなくてもジョォンで区別が出来る女性の名前なのだ。
ドナドナドンナは力強く美しい。今どこで何をしてはるやろかと思うが、きっと母になり婆になってもフォークの心を忘れず地道に生きておられるだろう。
吉田拓郎のコンサートを聞きに行ったこともなければレコードを集めたこともない。それでも、彼には同時代のよしみを感じ、そうだそうだったと懐かしく聞く。
フォークソングは若者の心の詩に親しみやすい単純なメロディを付けて、ギターを奏でながら歌われた。歌詞はノンシャランからメッセージまで色々あったが、どこか若者の思いが込められ青春の香りがした。
フォークシンガーにはアマチュアの感覚があり、どうもそれが仕事という感じがせず、若者が土日に包丁や聴診器やハンドルをギターに持ち替えて歌うもののような気がしていた。
歌は世に連れ世は歌に連れ、世の中が変わり歌も変わった。今の時代フォークソングに変わる歌はなんなんだろう。
花は何処へ行った、と思う。先駆けだった何でも見てやろうの小田実もニャロメの赤塚不二夫も逝ってしまった。自分の青春に重なるせいだけでない、なぜか青春の息吹があったあの時代をフォークソングを耳にすると思い出す。