朝日カルチャーセンター☆ブログ

関西4教室(中之島・京都・川西・くずは)の最新情報をお届けします!

●本物そっくり!? 小さなクリスマスケーキを作りましょう 【中之島】

2011年11月10日 18時55分10秒 | 中之島教室
こんにちは。中之島教室です
そろそろ本格的な寒さがやってきましたね。

今回は、11月26日(土)に開講予定の
「粘土で作るミニチュアフード クリスマスケーキ 」 をご紹介します。



本物そっくりのデコレーションケーキ。
大きさは何と3㎝。1円玉と同じ大きさです
こんな小さなケーキを作るなんて難しそう…と思いがちですが、
辻谷ちづる講師の丁寧な指導で、初心者も本格的なミニチュアケーキが作れます

見た目も可愛い、手のひらサイズのケーキは、少し早めのクリスマスプレゼントにもぴったり。
ご自身でアレンジしてアクセサリーにしても注目を集める事間違いなしです

あなたの隣に、少し早めの素敵なクリスマスを…。


昨年の講義の様子を少しだけご紹介↓
※詳細はコチラ

粘土をこねて伸ばしていきます。最初は真っ白の粘土に、絵の具で色をつけていきます。


デコレーションの絵の具の基本は5色。ピンク・緑・紫・茶・こげ茶。たとえば抹茶色は茶と緑を混ぜて作ります。


イチゴのぶつぶつは、サンドペーパーの上で赤い粘土をこすって作ります。


指導中の辻谷先生。優しく、しっかり指導してくださいます。


完成間近のケーキたち


つづきを読む

楽しい雰囲気が伝わりましたでしょうか
お申し込みはコチラ

または、中之島教室 06-6222-5222 へどうぞ
お待ちしております
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●「ブログde秀歌鑑賞」 №5  2011年11月【芦屋】

2011年11月10日 12時44分42秒 | 芦屋教室
芦屋教室 「ブログde秀歌鑑賞」 № 2011年11月(松村正直選)

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かんがへて飲みはじめたる一合の二合の酒の夏のゆふぐれ
      若山牧水(わかやま・ぼくすい) 『死か芸術か』


ひとりでお酒を飲んでいる場面を詠んだ歌です。
何ごとか考えながら一合のお酒を飲み始めたのですが、それがやがて二合となり、
おそらく三合、四合となっていったのでしょう。
「一合の」から「二合の」へと言葉をつないでいくところに、絶妙な味わいがあります。
飲み過ぎないようにと思っていても、ついつい飲んでしまうのですね。
夏の少し涼しくなった夕暮れ時に、ひとり静かに酒を飲み続けている作者の姿が浮かんできます。
酒と旅の歌人として数々の愛唱歌を生んだ若山牧水(1885~1928)の一首です。

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大きなる手があらはれて昼深し上から卵をつかみけるかも
      北原白秋(きたはら・はくしゅう) 『雲母集』(きららしゅう)


ちょっと不思議な歌ですね。
大きな手が突然現れて、上から卵を掴んだというのです。
どんな場面なのか、詳しい状況は一切説明されていません。
巨大な神の手のようなものが上空から出現したようにも読めますし、
自分の手をクローズアップして詠んだとも読めます。
実景は鶏が地面に産み落とした卵を拾っているだけのことかもしれませんが、
白昼の明るい光のなかに「手」と「卵」だけが存在しているような、
そんな面白い歌になっています。
詩人・童謡作家としても活躍した北原白秋(1885~1942)の作品です。

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愛人でいいのとうたう歌手がいて言ってくれるじゃないのと思う
       俵 万智(たわら・まち) 『サラダ記念日』


短歌に口語(話し言葉)を取り入れて、軽やかに現代女性の恋や日常を描き
ベストセラーとなった『サラダ記念日』(1987年)の中の一首です。
この歌でも「愛人でいいの」「言ってくれるじゃないの」といった話し言葉を、
句またがりを用いて無理なく定型に当て嵌めています。
口語の導入は明治以降たびたび試みられてきたのですが、この歌集によって
初めて歌壇以外にも知られるような成功を収めたのでした。
現代短歌に新たな地平を切り開いた俵万智(1962~)の代表作の一つです。

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松村正直先生の「短歌」講座はこちら!
【芦屋教室】
「短歌実作」講座(第3金曜、A午前B午後
奇数月のご担当は池本一郎先生、
偶数月のご担当は松村正直先生

「はじめてよむ短歌」講座(第1金曜、午前)
2011年4月開講。
随時、お入りいただけます。

「私の好きな歌-家族と読み解く河野裕子」
※残席わずか!
2011年11月30日(水)14時~16時
講師:永田淳、永田紅、松村正直(司会)
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