中之島教室「週末に楽しむ絵画」教室から、またまたお知らせが届きました!
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上野の森美術館大賞展に市川さん、成川さんが入選!
この「明日をひらく絵画」展は、上野の森美術館が主催する全国公募の展覧会で、
個性豊かな可能性のある作家を顕彰助成する目的で制定され、32年の歴史を持つ展覧会です。
日本画、洋画を問わないという日本では稀有な展覧会で、それだけに
幅広いジャンルから大きな刺激を発信しています。
大きなコンテストなのに、賞はたったの5本という厳しさ。
それ故か年代を越えての熱い戦いが年々繰り広げられています。
この「週末に楽しむ絵画」教室からは、市川順子さんと病気療養中の成川明子さんが
見事に入選を果たされました。
昨秋、亡くなった講師の片山昭弘先生は常日頃、「自分の視点をしっかりと持って
描きなさい」という厳しく指導されていました。それに見事に応えられたものです。
ご覧の写真のように、時代に問うた「時代の証言」でもあります。
市川順子さん 題名「刻」 S100号 (初出品)
金剛力士像の大きな足が、寺院にあるような天の邪鬼ではなく、散乱した機械部品を
踏みつけています。これは機械文明の破綻を象徴しているものでしょうか。鉛筆だけで
緻密に描かれた機械部品は何か懸命に叫んでいるようです。これだけ文明の発展に貢献
してきたのに何故!とも聞こえます。そうした想いを辿っていくと、バランスのとれた
文明への回帰を問いかけているようです。
成川明子さん 題名「災」 S100号 (2回目の入選)
ずっと難民の子供に目を向け、描いてこられました。天災や人災による難民は
アフガニスタンやイラク、シリアなどに今や4000万人を越えると言われています。
目を覆いたくなるような厳しい環境の中にあっても、子供たちの瞳はつぶらです。
それだけに天災はともかくとして、今なお続く人災への憤りがこみあげてきます。
宇宙へ人類が飛ぶ時代に何故!と、このやり場のない怒りを重層的にメッセージと
して表現されました。
同展は上野の森美術館で4月25日~5月8日まで、関西へは京都文化博物館で
5月27日~6月1日まで開催されました。
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数々の展覧会に入選者を多数輩出している「週末に楽しむ絵画」教室は、毎週金曜日18時から
ご見学もしていただけますので、お気軽にご連絡ください
お申し込み・詳細はこちらから
または中之島教室(06-6222-5222)まで
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上野の森美術館大賞展に市川さん、成川さんが入選!
この「明日をひらく絵画」展は、上野の森美術館が主催する全国公募の展覧会で、
個性豊かな可能性のある作家を顕彰助成する目的で制定され、32年の歴史を持つ展覧会です。
日本画、洋画を問わないという日本では稀有な展覧会で、それだけに
幅広いジャンルから大きな刺激を発信しています。
大きなコンテストなのに、賞はたったの5本という厳しさ。
それ故か年代を越えての熱い戦いが年々繰り広げられています。
この「週末に楽しむ絵画」教室からは、市川順子さんと病気療養中の成川明子さんが
見事に入選を果たされました。
昨秋、亡くなった講師の片山昭弘先生は常日頃、「自分の視点をしっかりと持って
描きなさい」という厳しく指導されていました。それに見事に応えられたものです。
ご覧の写真のように、時代に問うた「時代の証言」でもあります。
市川順子さん 題名「刻」 S100号 (初出品)
金剛力士像の大きな足が、寺院にあるような天の邪鬼ではなく、散乱した機械部品を
踏みつけています。これは機械文明の破綻を象徴しているものでしょうか。鉛筆だけで
緻密に描かれた機械部品は何か懸命に叫んでいるようです。これだけ文明の発展に貢献
してきたのに何故!とも聞こえます。そうした想いを辿っていくと、バランスのとれた
文明への回帰を問いかけているようです。
成川明子さん 題名「災」 S100号 (2回目の入選)
ずっと難民の子供に目を向け、描いてこられました。天災や人災による難民は
アフガニスタンやイラク、シリアなどに今や4000万人を越えると言われています。
目を覆いたくなるような厳しい環境の中にあっても、子供たちの瞳はつぶらです。
それだけに天災はともかくとして、今なお続く人災への憤りがこみあげてきます。
宇宙へ人類が飛ぶ時代に何故!と、このやり場のない怒りを重層的にメッセージと
して表現されました。
同展は上野の森美術館で4月25日~5月8日まで、関西へは京都文化博物館で
5月27日~6月1日まで開催されました。
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数々の展覧会に入選者を多数輩出している「週末に楽しむ絵画」教室は、毎週金曜日18時から
ご見学もしていただけますので、お気軽にご連絡ください
お申し込み・詳細はこちらから
または中之島教室(06-6222-5222)まで