

6月14日(土)に「森林インストラクター」講座にお邪魔しました。
奈良県の馬見丘陵公園を、齊藤三先生(NPO自然と緑理事長)と19名の受講生と歩きました。


公式ホームページによると、“香芝市・広陵町・河合町など2市3町に跨る標高70m程度の東西約3km、南北約7kmに及ぶ低い丘陵地”とのこと。
また、“馬見古墳群のエリアと一致し、古墳の集積地”でもあります。

↓この公園は、とにかく広大なんです!


公園をぐる~っと周りながら、齊藤先生が、樹木や草花の説明してくださいます。
↓左から「シモツケ」、「ビョウヤナギ」、「コクチナシ」です。
シモツケは下野(栃木県)に多いからこの名が付いたとのこと。「ビョウヤナギ」は葉が細くてヤナギに似ていることから。
「コクチナシ」は甘くていい香りがしました~




↓竹やぶで、皮がついたまま伸びた竹を発見! おもしろいですね~。

↓こちらは広場に生えていた北米原産のモクレン科「タイサンボク」です。

手と比べてみると、大きさが分かります。
高木として知られていて、こんな間近で花を見られるのは、とっても珍しいそうです。
つぼみから花が咲いて、

枯れて、花びらが落ち、

むき出しになります。これは集合果というもので、中で赤い種子が育つんだそうです。

↓菖蒲(しょうぶ)園も見頃でした。
土曜日でしたが、混み合うこともなく、ゆったりと写真を撮ることができます。穴場スポットですね!

「紫明(シメイ)」や「栄紫(サカエムラサキ)」など、いろいろな種類があるんですね。

「春の小川」「伊達道具(だてどうぐ)」「業平」という種類もありました。


↓池では、亀たちが甲羅干しの最中。気持ちよさそうです。

↓こぶ病の木を見つけました。「樹木の癌(がん)のようなものです」と齊藤先生。
全体にわたって、かなり進行していました


↓あじさいロードを歩きました。

あじさいも種類が豊富ですね。
土壌の酸性やアルカリ性の度合いなどによって、色の系統が変わるそうです。

↓同じ公園内でも、こちらは赤系のあじさいですね。


とても珍しい松の木を観察したのですが、写真がとれませんでした、残念

→ こちらで齊藤先生のレポートをご覧いただけます。
一人で散歩していると見落としがちな自然の姿。
先生の詳しい説明を受けながら、また気になったことを質問しながら歩くと、新たな発見があります!

さて! 「森林インストラクターと歩く」講座は、毎月1回開講中です。
7月は「けいはんな記念公園」、8月は「花の文化園」、9月は「矢橋の帰帆周辺」を歩きます。



ぜひお越しください

