こんにちは!中之島教室のIです
中之島教室の「美しき日本庭園」講座では、3ヵ月に2回、実際にいろいろなお庭を訪ね、
作庭家・庭園史研究家の重森千青講師に魅力をお話しいただいています。
4月は泉涌寺山内の善能寺、6月は京都平安ホテルの日本庭園を拝見しました。
今日は、6月に訪ねた京都平安ホテルの日本庭園のレポートをお届けします
京都平安ホテルは、京都御苑の西側に烏丸通りを挟んだところにございます。
市内の中心地にありながら、落ち着いた風情の池泉回遊式の庭園です。
元々は江戸時代に、公家屋敷の庭園として造られましたが、
大正時代に第7代小川治兵衛によって改修されました。
白川石の八ツ橋
加茂石
アメリカの日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の日本庭園ランキングで、
2014年度は第4位に選ばれています。
ちなみに、第1位は島根県の足立美術館、第2位は京都の桂離宮です。
ラウンジからガラス越しに眺めるだけでなく、
実際に外に出て歩くことができ、四阿(あずまや)や滝などを近くで観賞できます。
飛石を通って四阿へ
四阿の入り口
四阿からの眺め
池の護岸の曲線などは、現在でもあまり手を加えられておらず、
石や燈籠ももとからあった古い材料が使われており、
良いものはできるだけ活かされているのが特徴とのことです。
第7代小川治兵衛は、京都平安神宮神苑や無鄰庵など、水を巧みに利用した庭園を数多く造っており、
こちらの庭園も井筒から池に流れる水や、小さな落差を連続的させた滝などが効果的に使われています。
奥に見えるのが「井筒」
白川石、鞍馬石、貴船石、加茂石、青石など、様々な石が使われているお話や、
さりげなく見えて、足元まで手を抜かずに凝った造りの贅沢な四阿のお話、
庭園内の道すがら、散らして置かれている燈籠について、
また、四季それぞれの見どころなどもお伺いできました。
蹲(つくばい)
灯篭と滝
築山への石段
次回は9月11日に滋賀院門跡庭園を訪問する予定です。
詳細・お申し込みはこちらから
中之島教室の「美しき日本庭園」講座では、3ヵ月に2回、実際にいろいろなお庭を訪ね、
作庭家・庭園史研究家の重森千青講師に魅力をお話しいただいています。
4月は泉涌寺山内の善能寺、6月は京都平安ホテルの日本庭園を拝見しました。
今日は、6月に訪ねた京都平安ホテルの日本庭園のレポートをお届けします
京都平安ホテルは、京都御苑の西側に烏丸通りを挟んだところにございます。
市内の中心地にありながら、落ち着いた風情の池泉回遊式の庭園です。
元々は江戸時代に、公家屋敷の庭園として造られましたが、
大正時代に第7代小川治兵衛によって改修されました。
白川石の八ツ橋
加茂石
アメリカの日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の日本庭園ランキングで、
2014年度は第4位に選ばれています。
ちなみに、第1位は島根県の足立美術館、第2位は京都の桂離宮です。
ラウンジからガラス越しに眺めるだけでなく、
実際に外に出て歩くことができ、四阿(あずまや)や滝などを近くで観賞できます。
飛石を通って四阿へ
四阿の入り口
四阿からの眺め
池の護岸の曲線などは、現在でもあまり手を加えられておらず、
石や燈籠ももとからあった古い材料が使われており、
良いものはできるだけ活かされているのが特徴とのことです。
第7代小川治兵衛は、京都平安神宮神苑や無鄰庵など、水を巧みに利用した庭園を数多く造っており、
こちらの庭園も井筒から池に流れる水や、小さな落差を連続的させた滝などが効果的に使われています。
奥に見えるのが「井筒」
白川石、鞍馬石、貴船石、加茂石、青石など、様々な石が使われているお話や、
さりげなく見えて、足元まで手を抜かずに凝った造りの贅沢な四阿のお話、
庭園内の道すがら、散らして置かれている燈籠について、
また、四季それぞれの見どころなどもお伺いできました。
蹲(つくばい)
灯篭と滝
築山への石段
次回は9月11日に滋賀院門跡庭園を訪問する予定です。
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