朝日カルチャーセンター☆ブログ

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●「日本の自然を描く」展に三浦さん入選【中之島】

2017年10月20日 17時53分09秒 | 中之島教室
こんにちは!中之島教室です。「週末に楽しむ絵画」教室の石橋先生から、
受講生の「日本の自然を描く」展入選のレポートが届きました
さっそくご紹介します
     
「絵の中に開拓力を持つこと、時代に対する問題意識を兼ね備えること」
これは若くして亡くなった磯江毅の残した言葉です。
5月のNHKの番組、日曜美術館「ニッポン写実画のゆくえ」展で、
冒頭に日本最初の油彩画家高橋由一の「鮭」と並べて
彼の「オマージュ・高橋由一の鮭」出てきました。

教室では、新年にこの言葉を胸にスタートします。
この三浦さんも、その一人です。
写真の絵をご覧ください。

これは上野の森美術館が主催する全国公募展「日本の自然を描く」への出品作です。
今年で30回目を迎える同展は、美術の啓蒙と普及の目的で設立され、
日本の自然という課題部門と静物や人物、抽象等の自由部門があって、
両部門で応募数4,334点という全国屈指の展覧会です。

三浦繁さんは思いを形にするため、先ず隔年ごとに自由部門に挑戦されてきました。
今回で3度目の入選です。

題名は「ジオラマ」(作り物の意)、F10号(統一サイズ)
道頓堀の川面に日夜繰り返される上辺だけの街の華やぎ。
浮かぶネオンに街中の喧騒と賑わいを載せ、やがて夜明けとともに濁り川に戻っていく・・・
一過性の日常であるにも拘らず時間の経過とともに現実としての錯覚、重みを日常的に映しこんでいく。

写真ではわかり難いですが、マヨネーズなどの容器に絵具を入れて、
細い線を押し出して刺繍のように仕上げられています。
ここに先の磯江毅の言葉を体現する三浦さんのチャレンジ精神を見ることができます。

5月に上野の森美術館で本展を終え、全国巡回が始まり、西日本展は神戸・原田の森ギャラリーで、
9月27日~10月1日まで開催されました。
    
「週末に楽しむ絵画」教室は毎週金曜18時から開催!
石橋先生の指導のもと、クラスの仲間で切磋琢磨し、
独創的な作品を創りあげていく講座です。
数々の展覧会で入選・受賞されている受講者も
見学もできますので、お気軽にお問い合わせください
中之島教室 06-6222-5222
インターネットからのお申し込みはこちら(クレジット決済のみです)

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