1971年11月、日野皓正のグループがベルリンジャズ祭に出演した翌日に、現地のミュージシャンと共に録音したアルバムで、山下洋輔や佐藤允彦も独のジャズ祭に出演後、このレーベルに録音しています。
「VIBRATIONS」 enja 2010
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/38/09/a03989c82c2360d2a6a75134e8fc6c9b_s.jpg)
1. INTO THE HEAVEN
2. I’M AN OLD COWHAND
3. CRACKLING
4. PH - PH - T
5. DIG IT
日野皓正 (tp) HEINZ SAUER (ts) PETER WARREN (b) PIERRE FAVRE (ds)
録音 1971年11月7日
1曲目は日野のオリジナルの「 INTO THE HEAVEN」で、この曲は彼の下記のアルバムで初演されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6a/8d/7d214de772a4bebd686b0e2f0513a5f9_s.jpg)
上記の演奏は、テーマ部がフリーテンポで、アドリブ部分はミディアムテンポの4ビートで演奏されていましたが、ベルリンでの録音は更にテンポを落として完全フリーの演奏となっています。
テーマの後は4人の即興による激しい演奏へと進みますが、ハインツ・ザウアーはテーマ・メロディを織り交ぜながらのアドリブで、続くピーター・ウォーレンのベースはピチカットとヴォーイングの両方で魅力的な演奏を展開しています。
2曲目の「 I’M OLD COWHAND」は、ロリンズの「WAY OUT WEST」の中でも演奏されているお馴染みの曲ですが、これもテーマの後はフリーとなり、先発する日野は、ハイノートとトレモロを散りばめたアドリブで、ベルリンジャズ祭の雰囲気をそのまま持ち込んでいます。
レコードのB面は、テーマもそこそこに何れも即興的な展開で、FMPレーベルの演奏の様でもあり、このアルバムのタイトルそのままの「VIBRETIONS」です。
ちなみにベルリンジャズ祭でのライブ録音は、過去に、彼のオリジナル曲を取り上げたコーナーで紹介しています。
「VIBRATIONS」 enja 2010
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/32/79/b844253df486aa78506533c0ca7739f9_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/18/d8/ab905f40b932e1def19cf8fb6bfb546a_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/38/09/a03989c82c2360d2a6a75134e8fc6c9b_s.jpg)
1. INTO THE HEAVEN
2. I’M AN OLD COWHAND
3. CRACKLING
4. PH - PH - T
5. DIG IT
日野皓正 (tp) HEINZ SAUER (ts) PETER WARREN (b) PIERRE FAVRE (ds)
録音 1971年11月7日
1曲目は日野のオリジナルの「 INTO THE HEAVEN」で、この曲は彼の下記のアルバムで初演されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/67/06/616e016ace043d33d30f35fc83f0e64c_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6a/8d/7d214de772a4bebd686b0e2f0513a5f9_s.jpg)
上記の演奏は、テーマ部がフリーテンポで、アドリブ部分はミディアムテンポの4ビートで演奏されていましたが、ベルリンでの録音は更にテンポを落として完全フリーの演奏となっています。
テーマの後は4人の即興による激しい演奏へと進みますが、ハインツ・ザウアーはテーマ・メロディを織り交ぜながらのアドリブで、続くピーター・ウォーレンのベースはピチカットとヴォーイングの両方で魅力的な演奏を展開しています。
2曲目の「 I’M OLD COWHAND」は、ロリンズの「WAY OUT WEST」の中でも演奏されているお馴染みの曲ですが、これもテーマの後はフリーとなり、先発する日野は、ハイノートとトレモロを散りばめたアドリブで、ベルリンジャズ祭の雰囲気をそのまま持ち込んでいます。
レコードのB面は、テーマもそこそこに何れも即興的な展開で、FMPレーベルの演奏の様でもあり、このアルバムのタイトルそのままの「VIBRETIONS」です。
ちなみにベルリンジャズ祭でのライブ録音は、過去に、彼のオリジナル曲を取り上げたコーナーで紹介しています。