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マル・ウォルドロンとの共演アルバム(3/8)

2022-06-08 | JAZZ
3回目は、日野皓正がマル・ウォルドロンを迎えて録音したアルバム

「REMINICENT SUITE」 VIVTOR SMJX - 10155
  
1. REMINICENT SUITE
  ① DIG IT DEEP DOWN BABY
  ② ECHOES
  ③ ONCE MORE WITH FEELING
2. BLACK FOREST
MAL WALDRON (p) 日野皓正 (tp) 植松孝夫 (ts) 鈴木 勲 (b) 日野元彦 (ds) 今村雄司 (perc)
録音 1972年8月14日

A面、B面各1曲(A面は3つのパートで構成された組曲)の共に聴きごたえある演奏で、そのA面は、マル・ウォルドロンの特徴でもあるリズミックでパルス的なパターンをベースに構成されていて、それに2管のアンサンブルが上手く調和するという演奏となっています。
また、B面の日野のオリジナルである「BLACK FOREST」は3/4拍子によるものですが、今村雄司のパーカッションを生かしたリズミックな曲となっています。
日本的な「和」の雰囲気を持った幻想的なイントロからスタートし、中間部ではマルがパーカッションのリズムを背にアドリブを行うという、マルとしてはあまりないカットも含まれています。
また、双頭リーダーである日野は、トランペットのあらゆるテクニックを使った高度な技法をいかんなく発揮しているし、相棒の植松孝夫のテナーも豊かな表現力で魅了させてくれています。

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