Vers la lumière 光ある方へ・・・

AtelierGrace発、ステンドグラスと教会のブログ。

ざしきぼっこ&お花

2024-02-24 17:56:55 | お花
久々にお花のお稽古。花材はチューリップ、スイートピー、ユキヤナギで春らしく。

紙風船型のお花器は友人から貰い受けたものでお気に入りです(ちゃんと凹みまである)。こんな小さいので大丈夫かなと思ったけど、何と、買ったお花全部入った!これはこれで良いけど、ユキヤナギでもっと高さが出せたら良かったかもと言われました。なるほど…。



あと、ステンドとのコラボも是非とのことだったので、昨年の春先に作ったざしきぼっこちゃんと早速一緒にしてみました。室内が一気に春らしくなりました
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市民芸術祭2021

2021-11-11 13:44:00 | お花
2021年の市民芸術祭が終わりました。今年は10月30日~11月1日の予定でしたが、衆議院選挙の関係で会場が変わって1週間延期になり、会期も2日間に(まぁ、締め切りが延びたということで…)。ご来場下さった皆様、どうもありがとうございました

 

季節は秋ですが、今年のお花は「春と修羅」の冒頭部分をイメージしてみました。以前合唱で「春と修羅」を歌ったことがあり、長い曲なので偏らないように「今日はこの部分」と決めて練習してはいたのですが、結局何年か経って覚えているのは一番最初の↓の部分だけだったりするんですよね…。


春と修羅
  (mental sketch modified)

心象のはいいろはがねから
あけびのつるはくもにからまり
のばらのやぶや腐植の湿地
いちめんのいちめんの諂曲模様
(正午の管楽よりもしげく
琥珀のかけらがそそぐとき)
いかりのにがさまた青さ
四月の気層のひかりの底を
唾し はぎしりゆききする
おれはひとりの修羅なのだ


雲竜柳で雲と、雲にからまったあけびの蔓、オレンジのバラで琥珀、オンシジウムとデルフィニウムで光を表し、作中に登場するノバラも入れてみました。お花器も雲っぽい形状のものを選んでみました。本当はノバラの実が雲竜柳の間から覗くようにしたかったのですが、実際手元に来たのが1本で、しかも枝が横向きについていたのでこんな形状になりました。事前にこう活けたいとイメージ図を描いたりしていても、実際のお花を見て臨機応変に変えなければならないこともありますが、逆にそこから思いもよらない面白いものができあがることもあります。また、最初は黄色が強いように思ったのですが、オレンジのバラが1日たって開いてきて、黄色の強さが気にならなくなりました。花もまた生き物であることを実感しました。



会場の真ん前にある、ぎんどろ公園の鮮やかな紅葉。もうすぐ冬ですね
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お花「十力の金剛石」

2020-12-16 10:52:32 | お花
今やほぼ年に1度になっているお花(笑)今年の市民芸術祭は宮沢賢治の「十力の金剛石」をイメージして花材を選んでみました。



花材はレインボーローズ、ノイバラ、りんどう、カスミソウ、オンシジウム、モンステラ。レインボーローズは近所の花屋でお取り寄せしてもらいました。買った時はちょっと元気ない感じだったんですが、家でバケツに入れたらだんだんシャキッとしてきました。ノイバラとリンドウは作中に出てきます。ウメバチソウは無理なのでカスミソウで代用し、彩りにオンシジウムを。2羽のはちすずめも一緒です昨年は花器選びで失敗してしまったなぁと思いましたが、今年はちゃんと奥行きも出せたかなと
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お花~マッス~

2015-06-12 08:46:13 | お花
「マッス」とは、花材を集合させて作った塊で作品を構成する技法。

まずはひたすらカーネーションだけを使って塊にした作品。何だか、結婚式場のお花みたい





今度はマッスに「線」の要素をプラス。マッスも線も両方大変でしたそろそろ庭のアジサイも咲くかな…ちなみに、写真にちょっと写り込んでいますが、「信徒の友」の「日毎の糧」に花巻教会が掲載され、掲載は土曜日だったにも関わらず沢山の教会、信徒の方々からお手紙を頂きました。どうもありがとうございました!

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お花~面の構成・足元を見せる~

2015-06-12 08:34:38 | お花
植物の「面」を意識した作品。まずは葉ものから。手前の葉っぱをぐるっとさせるのが大変だった



今度は「線」を集合させたもの。ふといをきれいな曲線にするのは私には無理で、結局最初から曲線が出ている別の植物で代用…



↑のひまわりを生かして、足元を見せる構成の勉強。だんだん暑くなってきたのでガラスの器を選びました

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