Vers la lumière 光ある方へ・・・

AtelierGrace発、ステンドグラスと教会のブログ。

カトリック 鶴岡教会

2011-04-26 14:27:58 | 教会巡り
イースターの前日、カトリック鶴岡教会を訪れました。教会の閉まる時間が何時かわからなかったので、16時過ぎに教会へ電話してみたところ、神父様が出られて「あなた、超ラッキーですよ!今日は夜8時まで空いてますからいつでもいらしてください」とのこと。喜び勇んで出かけて行きました



教会は国重文、別冊太陽「日本の教会をたずねて」などの教会写真集でもよく取り上げられています。庄内藩家老末松十蔵屋敷跡に建っており、武家門をくぐって入るので何だか不思議な感じです。今まで何度も訪れていますが、初めて来たのは中学校の宿泊訓練の班別自主研修で。その頃から教会というところに入ってみたいなぁとは憧れていたものの、時間が10分しかなかったのでホントにササッとしか見れませんでした。記憶にあるのは、別の班の男子たちが告解室に入って遊んでいたこと今思えば何と恐れ多いことをしていたのでしょう・・・



教会のHPには、写真撮影OKとあるので、お言葉に甘えて今回初めて写真も撮らせていただきました。しかしこの日は小雨だったのでうまく撮れなかったのが残念ですが・・・。入り口にはステンドグラスが



聖堂はバジリカ型三廊敷きロマネスク様式で、東北地方ではこの様式最古のもの。何だかフランスを懐かしく思い出します。



中央祭壇。



ステンドグラス風に描いた絵を二枚のガラスで挟んだ「窓絵」。高価なステンドグラスの代わりに編み出されたもののようですが、現在ではこの教会でしか見ることができない、珍しいものです。



よく知らないとステンドグラスだと勘違いしてしまう位そっくりです。



南の方の窓はやはり傷みが激しいようです。





フランス・ノルマンディーのデリブラント修道院から贈られた「黒い聖母」。フランスでは割とあちこちで「黒い聖母」を見ましたが、日本ではこの教会にしかないのだそう。2008年に修復が行われたのですが、その時マリア様が修復から戻ってきて、テレビの取材が来ているところにたまたま居合わせたことがあります。



2階席にはパイプオルガンがあります。そこへ続く螺旋階段もかわいらしいです。運良く演奏もちょっとだけ聴くことができました。



中庭に立っている、ルルドのマリア様。心なしか寒そうです。

聖堂では翌日のイースターに向けて、何人かの信者の方が忙しく働いていました。とにかく、山形へ来たら是非とも訪れてみてください








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復興支援バザー

2011-04-26 02:05:46 | 日記


実家である(社)子どもの読書サポート アシード 店内でやっている復興支援バザーの様子です。やっぱり大きい窓の傍に置くと作品も映えますね

今のところステンド部門の売り上げは3800円也。そのうちお店で売れたのは1つだけあとは東京の知り合いが買ってくれました。うちのお店のお客さんは来店すると真っ先に本に飛びつく人ばかりなので、なかなかステンドに興味を持ってくれる人が少ない模様です、悲しい哉しかし買って下さる方がいらっしゃることにまず感謝です

本は最近ぼちぼちと売れ始めたのですが、食器類や父の趣味でもある刻字も苦戦中。しかも食器の類は「うちも売りたい位よ!」というお客さんもいたりして・・・とまぁ、こんな感じでやっております。お気持ちのある方はどうか引き続きよろしくお願い致しますm(_ _)m
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義援金箱製作中・・・。

2011-04-26 01:58:50 | コパー作品
皆様イースターおめでとうございますイースターの前々日に完成し、教会デビューを果たした献金箱ですが、当日はカメラを家に置いてきてしまい撮影ができなかったので、完成作品は次週アップすることにします。すみません

製作途中の写真をいくつか・・・・・・。



ガラスカットが終了したところ。やっぱりどうしても難しすぎるカットが多々あり、ついにガラスが足りなくなり3ピースに分割してしまったのが1箇所・・・自分の腕が悪いのもありますが、最近またカッターの切れ味が落ちてきたように思います。そろそろ刃の替え時かな。。。

蝶の部分はスペクトラムの不透明なガラスにエマイユで絵付けしました。最初は透明ガラスを使おうと思ったけどなかなか新しい炉での絵付けがうまくいかず・・・エマイユはハンダ付けや仕上げに使う薬剤で色落ちしてしまう可能性があるため、エマイユ部分はマスキングテープで保護して作業を続けました。

あと、自宅で絵付けを始めて気付いたんだけど、うちの作業台はやたら揺れる何とか足をしっかり固定する方法を考えなくては



コパテープ巻き終了。21~23日は用事があって帰省しており、実家に道具類を持っていってハンダ付けしてたのですが、そこで何とハンダが足りなくなるというハプニングが!!ひぃ~

ホームセンターで売ってるハンダも多分成分は同じでしょうが、ステンド用のに比べて極細な上に割高な気が・・・と思っていたら父が「そういやうちにもハンダあるぞ」と。



で、出してきてもらった古~いハンダがコレ。黒ずんでるしカビ臭いし、ホントに使えるのコレ!?

・・・と思ったけど、やってみたら多少時間はかかるもののちゃんと溶けて普通に使えました

ちなみにハンダごてもどこかにあるとのこと。そういえばちょっと前に、物置の工具箱からガラスカッターも発見したことがあります。何故かおじいちゃんが使っていたらしい。カッターは使えるかどうか怪しいけど、うちもまだまだ探せばステンドに使える色んなものが出てくるかもしれません。。。
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フュージング初挑戦

2011-04-26 01:29:39 | フュージング
買ったばかりの炉を使って、フュージングの実験をしてみました。フュージング、というのは、ガラス同士を高温で溶かして融合させたりする技法です。アートスクール時代、万華鏡の製作をした際一度体験したきりなので、今後自分で開発していきたい分野です。

とりあえずまだ実験段階なので、色んな種類のガラスを四角く切ったり、屑状になったものをまとめて炉に入れて780度で焼いてみました。



結果・・・綺麗に丸くなったものあり、楕円や四角に近い丸もあり、丸くならずに膨らみかけたおもちみたいになったのもあり、屑状のものはミッキーやらハートやらロールパンやらマトリョーシカのような形になり、実に色んなものができあがりました。

やっぱアンティークガラスは溶かしても透明度が高いです。特にフラッシュガラスを溶かすと球形になっても二層のままで、何か不思議な感じの仕上がりになります。

スペクトラムは何故か白く粉を噴いたような仕上がりになってしまいました。

でも初めてにしてはまぁ勝率は5分5分といったところでしょうか。近いうちにまたやってみたいと思います。
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