もう始まってしまいましたが作品を卸している童話村の「白鳥の停車場」さんにて、今年も企画展が行われています。今年のテーマは「銀河鉄道の夜」ということで、それに因んだランプ(画像右側)を作りました。
年明けから「銀河鉄道の夜」を何度か読み返し、構想が固まったのが3月くらい。賢治さんは亡くなるまで作品の推敲を続けていたため、「銀河鉄道の夜」にも複数の稿(第一次~第四次稿)が存在しています。一般的に広く出回っているのは最終稿(未完)なのですが、今回初めてそれ以外の稿にも触れ、賢治さんの思想の変遷を垣間見たように思います。
そして、ランプの制作はホントに久しぶり。花巻移住してからは作ってなかったかも…今回はフラッシュガラス(クリアと色ガラスが二層になったもの)にサンドブラストをかけ、絵付けしてさらにスランピング(ガラスを高温で曲げる)という技法を初めて取り入れました。サンドブラストは一発勝負、しかも時間がかかり根気を要します。
左からこと座、りんどう、SLと十字架…作品を読んだ方にはすぐわかると思います。
左から白鳥座、りんご、さそり座。さそり座の赤い星の色も後からエマイユ(絵付けの顔料)で入れています。最初は赤や緑のガラスも使おうと思っていたのですが、サンゴバン社の緑のフラッシュガラスはもう手に入りづらいようで、悩んだ末ガラスは全て青に決定。逆にすっきりして良かったと思います。
はんだ付けの時は、ガラスの厚さや曲がり具合がみんな微妙に違うので、形を整えるのが大変でした。何度も微調整を重ねて、やっと完成。
7月27日からは童話村ライトアップも行われます。ライトアップの際はお店の開店時間も延長されます。是非、夏休みは花巻へおいでください
宮沢賢治と銀河のお祭り企画展 ケンタウル祭
7/7(土)~8/31(金)
於)白鳥の停車場 岩手県花巻市高松26-3 童話村駐車場内
営業時間10:00~16:30(金土日営業延長)
年明けから「銀河鉄道の夜」を何度か読み返し、構想が固まったのが3月くらい。賢治さんは亡くなるまで作品の推敲を続けていたため、「銀河鉄道の夜」にも複数の稿(第一次~第四次稿)が存在しています。一般的に広く出回っているのは最終稿(未完)なのですが、今回初めてそれ以外の稿にも触れ、賢治さんの思想の変遷を垣間見たように思います。
そして、ランプの制作はホントに久しぶり。花巻移住してからは作ってなかったかも…今回はフラッシュガラス(クリアと色ガラスが二層になったもの)にサンドブラストをかけ、絵付けしてさらにスランピング(ガラスを高温で曲げる)という技法を初めて取り入れました。サンドブラストは一発勝負、しかも時間がかかり根気を要します。
左からこと座、りんどう、SLと十字架…作品を読んだ方にはすぐわかると思います。
左から白鳥座、りんご、さそり座。さそり座の赤い星の色も後からエマイユ(絵付けの顔料)で入れています。最初は赤や緑のガラスも使おうと思っていたのですが、サンゴバン社の緑のフラッシュガラスはもう手に入りづらいようで、悩んだ末ガラスは全て青に決定。逆にすっきりして良かったと思います。
はんだ付けの時は、ガラスの厚さや曲がり具合がみんな微妙に違うので、形を整えるのが大変でした。何度も微調整を重ねて、やっと完成。
7月27日からは童話村ライトアップも行われます。ライトアップの際はお店の開店時間も延長されます。是非、夏休みは花巻へおいでください
宮沢賢治と銀河のお祭り企画展 ケンタウル祭
7/7(土)~8/31(金)
於)白鳥の停車場 岩手県花巻市高松26-3 童話村駐車場内
営業時間10:00~16:30(金土日営業延長)