Vers la lumière 光ある方へ・・・

AtelierGrace発、ステンドグラスと教会のブログ。

津軽周遊②(青森・五所川原・黒石)

2017-08-17 10:49:35 | 教会巡り
最近教会巡り記事を書いてないや…と思っていたけど、機会があるときにはあるもので旅の2日目は青森市へ。

午前中三内丸山遺跡を見て、日本基督教団 青森松原教会へ。日頃親しくして頂いている牧師と昼食の後、教会内を案内して頂きました。



教会は1891年創立。↑毎日3回朝昼晩、自動的に鐘が鳴るそうです♪特別な時に手動で鳴らすこともできるそうです。いいなぁ

礼拝堂内部。





夕方、五所川原方面へ予定にはなかったのですがふと思い立ち、日本基督教団 五所川原教会に寄ってみました。突然お邪魔してすみませんでしたそしてカメラがここでまさかの電池切れ…



3日目は、太宰治の故郷、金木へ。午前中、斜陽館や旧津島家新座敷、雲祥寺などを見て歩きました。

午後、再び青森市へ戻り、津軽びいどろを制作している北洋硝子へ。



工場内部を見学させて頂きました。「津軽びいどろ」は、漁業用の浮玉製造から始まり、その技法を生かして作られるようになったそうです。





工場内では大勢の人が働いていました。若い方も多かったです。



冷却の終わった器やグラスなどがベルトコンベアーで流れてきます。この後検品、出荷となります。



その後黒石へ。名物の黒石つゆ焼きそばで遅いお昼。お店の向かいで猫に出会いました



日本基督教団 黒石教会。牧師は外出中でニアミスでした。今度はお会いできるといいなぁ



帰宅したら、今年植えたばかりの「ピース」が花を咲かせていた!

宿を早くに押さえた以外は結構行きあたりばったりな旅でしたが、お世話になった皆様、ありがとうございました!今後、早くも青森旅第2弾、第3弾をも夢見ています





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

津軽周遊①(弘前の教会巡り)

2017-08-17 09:55:51 | 教会巡り
休暇の後半。今年はどこへ行こうかと色々考えましたが、日頃同じ教区なのになかなか行けない青森へ行くことにしました。

ちなみに日本基督(キリスト)教団では、青森・秋田・岩手を「奥羽教区」という1つの教区としています。

青森1日目は弘前へ。明治から大正期に建てられた古い洋館が数多く残っている街です。



↑旧東奥義塾外人教師館。1階のカフェでお昼ごはんよく見ると、窓ガラスも今の工業用ガラスと違って気泡が入っていたり、波打っていたりして古そうな感じでした。



旧弘前市立図書館。

でもやっぱり1番の目的は教会!まずはカトリック弘前教会へ。1910(明治43)年に施工された、ロマネスク様式の教会。



教会前のルルド。



こういう小さな心遣いが嬉しい。内部の撮影NGな教会も多いのですが、ここはOK。教会好きには有難いことです。



聖堂内部。椅子の下には畳が敷かれています。「教会に畳?」と思う方もあるかもしれませんが、古いカトリック教会では結構見かけるような気がします。昔正座をしてミサに預かっていた頃の名残です。



入口側の窓も色ガラスになっています。



アムステルダムの聖トマス教会から譲り受けた祭壇。その壮麗さに圧倒!!一番下には4福音書記者の姿も。

 

 

ステンドグラスは1984~1993年にケベック外国宣教会のG・カロン神父によって制作されたもの。その中から、特に印象に残った2枚を。



天地創造を表したものですが、よーく見ると猫が!!ちなみに聖書正典には猫は登場しません(プロテスタントでは普段読むことのない、外典の方に1回だけ出てきますが)。それをわざわざ登場させるあたり、これを作った神父さんは絶対猫好きだと見た!!



一番下に岩木山と弘前の街の風景が、その上には三味線やりんごなど、津軽を象徴するアイテムが描かれています。大いなる津軽愛を感じる私ももし、この先また教会の仕事をする機会に恵まれれば、このような作品を作りたいものだと思います。

さて、お次は日本基督教団弘前教会へ。東北最古のプロテスタント教会で、まっぷるなどのガイドブックにも弘前名所としてちゃんと載っています。



1906(明治39)年築、パリのノートルダム大聖堂をモデルにしたとされる、木造2階建ての教会。プロテスタント教会は日曜以外は閉まっている教会が多いのですが、ここは日・水曜の午前、月曜以外はオープンにしています。



牧師に礼拝堂内部を案内して頂きました。内部には和室もあり、和洋折衷。講壇に椅子が3つありますが、真ん中には誰も座りません。何故なら、そこはイエス・キリストの席だからだそうです。

↓火災の時に、焼け残った看板。



大正時代のリードオルガン。残念ながら風袋が壊れていて今は弾いていないそうです。



説教台や聖餐卓は津軽塗!ここでも地元愛を感じました



最後に、日本聖公会弘前昇天教会へ。





何とも趣のある、古~い煉瓦作りの教会です。残念ながら閉まっていたので、外観のみ見学。今は常駐する司祭がいないようです。

この日は酸ヶ湯温泉の湯治部屋に宿泊しました。酸性のお湯なので、敏感肌や傷のある方には辛いかもしれませんが、日頃の疲れがすーっと取れるような、いいお湯でした。この翌日は青森市へ…。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鶴岡市2教会

2017-08-17 09:35:11 | 教会巡り
教会によって様々ですが、牧師にも夏期、冬期のまとまった休暇がある場合があります。うちの教会の場合、夏が1週間、冬が3日間となっています。

今年の休暇は色んな教会を巡りました。休暇前半は、私の地元である山形(庄内)へ帰省。日曜日は日本基督教団荘内教会の礼拝に初めて出席させていただきました。最近天に召された教会員さんの母教会です。



↑荘内教会。1888年創立の、歴史ある教会です。中にはステンドグラスも入っていました。

↓2軒ほどおいてお隣には何と、聖公会の教会も!



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遠野正教会・聖太祖アウラアム・サッラ会堂

2017-08-10 18:39:48 | 教会巡り
久々の教会巡り記事になるかもしれません。8/8~10と、教区の中高生キャンプのお手伝いで、遠野に行く機会がありました。雨続きではありましたが、子どもたちの安全が守られ、良い思い出を得て帰ってくれたことに感謝でした。

その帰り、以前から気になっていた、遠野の正教会に行ってみました。遠野は半世紀にわたり日本随一のホップ生産量を誇っているそうですが、教会の周辺にもホップ畑が広がっていました。

「正教会」は東方正教会とも呼ばれています。ローマ・カトリック教会やプロテスタント諸教会は西ヨーロッパを中心に広がりましたが、正教会はキリスト教が生まれた中近東を中心に、ギリシャ、東欧から、ロシアへ広がった教派です。日本にはロシアから正教の教えが伝わったので、正教というとロシアのイメージが強いのでしょうか。



遠野の正教会は小さな可愛らしい聖堂でした教会の裏手は墓地になっていました。司祭さんは定住していないようなので、外観のみ見学。



入口に鐘もありました。うちの教会にも鐘があったらいいのになぁ。使わなくなった鐘があったら誰か、譲ってくれませんかねぇ…



岩手へ引っ越してきてすぐ、巡り歩けそうな岩手の教会を色々と調べていましたが、岩手県の、特に県南には正教会が多いなぁと感じていました。Wikipediaによると、「日本正教会の草創期に仙台の人士が活躍したこともあって、東北太平洋岸海運の拠点港である石巻の流通関連地域(河川流通:北上川流域、海運:三陸海岸)を中心とした宮城県北部から岩手県南部に多くの教会がある。」とのことです。遠野に正教の教えが伝えられたのは明治時代。それ以来ずっと会堂を持たず、信徒の家庭で諸祈祷が行われていましたが、2013年5月19日にこの会堂が建立されました。信徒の方々の長年の祈りの結晶ですね。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夕礼拝始めます

2017-08-06 19:13:58 | お知らせ
教会のお知らせになりますが、8月から第4週の土曜日に夕礼拝をすることになりました。8月は26日、16時からです。

普段の礼拝では「讃美歌21」を使用していますが、それに加えてThuma minaという新しい歌集や、ワーシップソングなどを、ピアノやギターの伴奏で歌うスタイルの礼拝です。牧師や信徒さんからのメッセージもあります。

キリスト教音楽に興味のある方、お仕事などで日曜の礼拝に来られない方、夕方の方が外出しやすい方、部活で忙しい中高生など、どなたでも歓迎いたします。どうぞお気軽にお越しください。

ただ、土曜日に行事が入って日時が変更になることもありますHPやお電話でご確認の上、お出でいただければ幸いです

花巻教会HP
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする