AKK 吉田さん 第5回裁判行われました

被告である国側が反論出せず

　６月１２日（火）午前１０時から、吉田さんの労災認定裁判が、大勢の支援者が傍聴する中、名古屋地方裁判所で行われました。
　前回の裁判で、原告側の吉田さんから「労災認定に係る事例」や「主治医の意見書」が提出されていました。当然被告側から「反論書面」が出るものと思っていましたが、出ませんでした。改めて次回までに出す約束をして閉会しました。
　裁判の焦点は、業務との因果関係を明らかにしなければなりませんし、医学的立証も重要になります。
　
　次回の裁判日程は
　日　時　８月２１日（火）午前１１時から
　場　所　名古屋地方裁判所１１０３号法廷傍聴は自由です。ご支援よろしくお願いいたします。


ＡＫＫ吉良工場で支援の訴え
　６月１３日（水）午前７時から、吉田さんが勤務している吉良工場門前でビラを労働者に配布しました。ＡＴＵ組合員を含む４人で、ハンドマイクを使い出勤する労働者に訴えました。用意したビラも完配となり、関心の広がりを感じました。ブログへのコメントも非常に多く寄せられており、ほとんどが激励です。ただこのところ目につくコメントに、「偉そうに金を盗んだＪＰ（上司）を追求した奴だろう（吉田さんを指している）だからクビに追い込まれたんだよ」などと窃盗を正当化し、会社の姿勢を擁護する態度は問題と言わなければなりません。襟を正すことを進言した従業員が悪者にされるなんておかしいと思いませんか？。ほかにも倫理委員会の責任者などからパワハラを受けていることも明らかになっています。ＡＫＫで働く皆さん、吉田さんは労働災害を認めてほしい、職場に戻してほしいと訴えているのです。ご理解とご支援をよろしくお願いいたします。そして、私どもの労働組合に参加してください。