閉廷後桜花会館で報告集会模様
10月29日(火)午後1時30分から名古屋地裁にて、AKK吉田労災認定裁判第3回証人尋問が行われました。
今回は、原告本人吉田氏の証人尋問で、業務との因果関係が焦点となりました。吉田氏は吉良工場でタイミングチェーンカバー部品加工業務のなかで、特に直径が6ミリ、長さが27ミリくらいの円筒状のスタットボルトを二本、親指と人差し指で摘まんで仮締め作業を行っていました。(1本で3回転×2本=6回転×一日約800本=4800回転を繰り返していた)
前回証言された被告側の医師のF先生が、手首に生じた病気は、高校時代の卓球部の練習に原因があると述べていたことに、吉田氏は、私が、高校時代に卓球部で酷使していたのは右手だけであり、左右両手首の痛みは仕事に間違いないこと、しかも、最初は右手首が痛かったのが、右手をかばっているうちに、左手も痛むようになり、さらに首や肩、前屈みになる腰も痛むようになった主張しました。
痛みの悪化は、2007年4月ころからは手首の中の軟骨あたりに、ズーンとした痛みを感じるようになり、その痛みはだんだん激しくなっていました。そして、2007年8月15日のお盆休みころ、コーヒーを飲んでいるときに、コーヒーカップが持てないほどの激しい痛みに襲われています。
吉田氏の業務について会社が手順を再現した映像が記録されているDVDですが、裁判所に提出されていますが、当時のサイクルタイムで正確に再現されていないことも明らかになりました。
スタットボルトをねじ込む作業は、6角の頭がついていないので、普通につまんでいては手が滑ってしまってねじ込むことができないので、親指と人差し指で摘まみ力を入れてしっかり握りこまないと回すことができないのと、接着剤が塗りつけられているので、ねじ込む時の抵抗が強く、より一層力を入れて、押し付けるようにねじ込まないと手が滑ってしまうことを主張しました。
タイミングチェーンカバー部品加工ラインは、AラインとBラインがあり、スタットボルトの仮締め作業が、Bラインではないこと、Aラインからは、私と同じように手首を痛めた者が何人も出ていますが、Bラインからは手首を痛めた人が出たことがないことも明らかになりました。
被告の国側は、原告の症状は身体的特異性が原因であり、業務と関係ないことを主張していますが、原告の今回の証言で業務との因果関係は明らかになったと思います。
これでまだ結審ではありませんが、最後の最後まで気を引き締め、皆さんの力を借りて、勝利したいと思います。支援よろしくお願いいたします。
10月29日(火)午後1時30分から名古屋地裁にて、AKK吉田労災認定裁判第3回証人尋問が行われました。
今回は、原告本人吉田氏の証人尋問で、業務との因果関係が焦点となりました。吉田氏は吉良工場でタイミングチェーンカバー部品加工業務のなかで、特に直径が6ミリ、長さが27ミリくらいの円筒状のスタットボルトを二本、親指と人差し指で摘まんで仮締め作業を行っていました。(1本で3回転×2本=6回転×一日約800本=4800回転を繰り返していた)
前回証言された被告側の医師のF先生が、手首に生じた病気は、高校時代の卓球部の練習に原因があると述べていたことに、吉田氏は、私が、高校時代に卓球部で酷使していたのは右手だけであり、左右両手首の痛みは仕事に間違いないこと、しかも、最初は右手首が痛かったのが、右手をかばっているうちに、左手も痛むようになり、さらに首や肩、前屈みになる腰も痛むようになった主張しました。
痛みの悪化は、2007年4月ころからは手首の中の軟骨あたりに、ズーンとした痛みを感じるようになり、その痛みはだんだん激しくなっていました。そして、2007年8月15日のお盆休みころ、コーヒーを飲んでいるときに、コーヒーカップが持てないほどの激しい痛みに襲われています。
吉田氏の業務について会社が手順を再現した映像が記録されているDVDですが、裁判所に提出されていますが、当時のサイクルタイムで正確に再現されていないことも明らかになりました。
スタットボルトをねじ込む作業は、6角の頭がついていないので、普通につまんでいては手が滑ってしまってねじ込むことができないので、親指と人差し指で摘まみ力を入れてしっかり握りこまないと回すことができないのと、接着剤が塗りつけられているので、ねじ込む時の抵抗が強く、より一層力を入れて、押し付けるようにねじ込まないと手が滑ってしまうことを主張しました。
タイミングチェーンカバー部品加工ラインは、AラインとBラインがあり、スタットボルトの仮締め作業が、Bラインではないこと、Aラインからは、私と同じように手首を痛めた者が何人も出ていますが、Bラインからは手首を痛めた人が出たことがないことも明らかになりました。
被告の国側は、原告の症状は身体的特異性が原因であり、業務と関係ないことを主張していますが、原告の今回の証言で業務との因果関係は明らかになったと思います。
これでまだ結審ではありませんが、最後の最後まで気を引き締め、皆さんの力を借りて、勝利したいと思います。支援よろしくお願いいたします。