先にも触れたトヨタの試行エグゼンプション(4月1日スタート)は取り止めるべきです。
先週の労働政策審議会労働条件分科会で厚生省は「自己管理型労働制」に呼び方を改めることを示してきた。
かねてからこの制度は問題が多すぎると批判が高まっており、国もトヨタも導入を止めるべきだ。
労働界はこぞって反対をしているのに、なぜかトヨタ労組は組合活動では触れずじまいである。
それどころか会社としっかり根回しをして導入に踏み切ろうとしている。まだ一部での試行というものの拡大され
ることは目にみえている。
全トヨタ労働組合として、この問題について昨年の秋闘で団交の議題にした。エグゼンプションを導入しょうとし
ているのではないのかとの質問に、会社は「そうではない」といいのがれたが詳細を見るとやはりエグゼンプショ
ンの先取りであった。
成果主義賃金を導入した職場は働く側の意識を確実に変化させ毎日プレッシャーを感じながら高負荷をこなし
ている。そこにエグゼンプションの導入となると私生活とのけじめがなくなり、ますます追い込まれていくのではな
いだろうか。あるお母さんから「いつも働きずくめの息子を見ていると心配で心配で、何とかならないでしょうか」
と組合事務所に電話がありました。社会のためにも家族のためにも好からぬ法案を撤回させましょう。
先週の労働政策審議会労働条件分科会で厚生省は「自己管理型労働制」に呼び方を改めることを示してきた。
かねてからこの制度は問題が多すぎると批判が高まっており、国もトヨタも導入を止めるべきだ。
労働界はこぞって反対をしているのに、なぜかトヨタ労組は組合活動では触れずじまいである。
それどころか会社としっかり根回しをして導入に踏み切ろうとしている。まだ一部での試行というものの拡大され
ることは目にみえている。
全トヨタ労働組合として、この問題について昨年の秋闘で団交の議題にした。エグゼンプションを導入しょうとし
ているのではないのかとの質問に、会社は「そうではない」といいのがれたが詳細を見るとやはりエグゼンプショ
ンの先取りであった。
成果主義賃金を導入した職場は働く側の意識を確実に変化させ毎日プレッシャーを感じながら高負荷をこなし
ている。そこにエグゼンプションの導入となると私生活とのけじめがなくなり、ますます追い込まれていくのではな
いだろうか。あるお母さんから「いつも働きずくめの息子を見ていると心配で心配で、何とかならないでしょうか」
と組合事務所に電話がありました。社会のためにも家族のためにも好からぬ法案を撤回させましょう。