全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

ジェイテクト亀山工場でストライキ決行 (トヨタグループ)

2009年11月27日 21時55分58秒 | ジェイテクト
なごやふれあいユニオンからの情報です。

ジェイテクト亀山工場でストライキ決行
http://unionmie.exblog.jp/12390397/

トヨタグループのベアリングメーカー・
ジェイテクトの三重県・亀山工場で、
期間従業員の雇用継続や
「雇い止め」の撤回などを求め11月27日、
労働組合がストライキを決行した。

ストライキに突入したのは
三重県の個人加盟制労働組合・
ユニオンみえ(「連合」構成産別・全国ユニオン加盟)。
現在、
亀山工場で在職中の期間従業員1名と
「雇い止め」された期間従業員4名の加盟を
公表している。

ユニオンみえは、
「組合が求めてきた一切の要求を
 ジェイテクトはことごとく拒否し続けている。
 仲間の雇用を守り抜き要求を実現するため
 ストライキに突入した」としており、
今後も毎日
午前0時から就業開始から10分後までの
時限ストライキを継続するとしている。
ストライキ中(争議中)は
新たな派遣労働者の受け入れや
公共職業安定所を通じた労働者の雇い入れが
法律で禁止されており、
組合側はジェイテクト亀山工場従業員らに、
「万一、
 新しい派遣社員が職場に入ってきたり、
 職安を通じて新しい従業員がやってきた場合は
 是非とも組合にご一報を」と呼びかけている。

以下はストライキ突入にあたっての
ユニオンみえのビラ。


要求貫徹!
ストライキ決行のお知らせ

ジェイテクトは
労働組合の要求する
村山組合員の雇用継続を拒否し続けています。
このこと及び
期間従業員として働く村山組合員の
賃上げ(09春闘賃上げ)・賃金是正や、
これまでジェイテクトに要求してきた
4人の組合員の「雇い止め」の撤回、
差別賃金の支払い、
さらに未払い賃金の支払いなど、
組合が求めてきた一切の要求を
ジェイテクトはことごとく拒否し続けています。
仲間の雇用を守り抜き
要求を実現させてゆくために、
組合は2009年11月27日午前0時より
問題解決の日までの間、
無期限の時限ストライキ
(毎日午前0時より始業後10分までの間)に
突入しました。

当面、
村山組合員1名についての
ストライキ突入ですが、
追加突入をはかっていく方針です。
従業員の皆さんのご理解とご支援を
お願いします。

また、
ストライキは亀山工場に限りません。
本社および各工場及び関連施設内にて、
あらゆる合法的方法を駆使して実施します。
特に本社は
ミッドランドスクエアの中にあることから、
様々なストライキ・争議行動を考えています。
名古屋駅前からも良く聞こえるため、
多くの市民の注目が
集まることが期待できます。
皆さんもミッドランドスクエアにご一緒しませんか。

問題解決の日まで、
毎日、午前0時より始業から10分後までの
ストライキです。
ストライキ中(争議中)は
新たな派遣労働者の受け入れや
公共職業安定所を通じた
労働者の雇い入れが
法律で禁止されています。
万一、
新しい派遣社員が職場に入ってきたり、
職安を通じて新しい従業員がやってきた場合は
是非とも組合にご一報下さい。

この間、
ジェイテクトが様々な違法行為をしていることが
組合の追及で発覚しました。
ジェイテクトがこれまで、
期間従業員らの残業や
休日・深夜労働の際の割増賃金が
適正に支払われていなかったことが判明し、
会社は労働基準監督署から
是正指導を受けました。
ジェイテクトは9月18日付で
「割増賃金計算誤りと差額のお支払いについて」
と題する文書を期間従業員らに送り、
「ここに、お詫び申し上げますとともに、
 今後の対応につきまして
 下記にてご連絡いたします」と謝罪しています。
にもかかわらずジェイテクトは、
2年以上経過した未払い賃金については
支払わないとしているのです。

トヨタグループの大企業であるジェイテクトが、
未払い賃金の存在を認めながら
堂々と踏み倒そうとしているのですから、
本当にとんでもない話です。
ジェイテクトは組合の要求に従い、
従業員全員に
入社以来全額の未払い賃金を支払うべきです。

ジェイテクトで働くみなさん! 
職場に不正はありませんか? 
理不尽なパワハラや差別はありませんか? 
労働組合は働くあなたの味方です。
ぜひ相談してください。
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全トヨタ労組・機関紙第12号・愛知県春日井市内で配布

2009年11月21日 19時12分14秒 | 機関紙
全トヨタ労働組合(ATU)は労働者の為の、労働組合として、人権侵害や差別の是正、職場の労働安全衛生の向上、労働条件、処遇の改善に取り組んでいます。

2009年11月20日午前中、労働組合活動の一環として、JR春日井駅にて全トヨタ労働組合の機関紙第12号の配布をしました。
早朝7時より1時間ほど配布しました。
JR春日井駅外、左右中央に分かれ、当日都合がついた組合員ら他で、春日井駅構内に向かう人や駅から出てくる人達に配りました。

機関紙配布と同時に、組合執行委員らが拡声機を使用し、機関紙の記載の内容である(株)ファインシンター内で、現在起こっている職場の問題などについて、通勤で道行く人に訴えました。
地元愛知県春日井市の企業の事なので、道行く人の関心が多いのか、機関紙の受け取り具合が非常に良く多くの人に枚数を配る事が出来ました。
JR春日井駅での全トヨタ労働組合の機関紙配布は初めての試みでしたが大成功でした。
今後も春日井市内やJR駅周辺での機関紙配布を随時行って行くという方針になりました。
全トヨタ労働組合は、他の地域でも随時、機関紙配布を行っています。

機関紙配布終了後は、名古屋北労働基準監督署への追加申告、田中裁判の傍聴、打合せと大忙し日でした。田中裁判は相変わらず傍聴席は満席で労働者の人たちの関心の高さが伺えます。
コメント (1)
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(株)ファインシンターと第2回団交開催

2009年11月01日 22時22分41秒 | Weblog
ファインシンターと第2回団体交渉開催

2009年10月29日 午後19時から(株)ファインシンターと第2回団体交渉が春日井市内で行われました。
 
 全トヨタ労組側は出席者7人で交渉にのぞみました。会社側出席者は以前と変わらず5人の出席でした。(会社は顧問弁護士1人含む)第1回で提出した要求書に対して、会社側から回答(文書)があり、内容についての質疑応答をしました。
 冒頭、組合側から前回同様弁護士が出席していることに、立場は代理人なのか交渉委員なのか明らかにするよう求め、会社と直接交渉する場で弁護士の団交出席はなじまないことを主張して次回以降検討するよう要望しました。
 全トヨタ労組の要求事項にあった、労働基準法及び、労働組合法を守り、労働組合として認められるべき権利を侵害しない事、また、K組合員に対する処遇、人事、差別や人権侵害、全トヨタ組合敵視、監視、誹謗中傷など、不当労働行為をしないこと、ファインシンターの従業員には労働組合の選択の自由が、あるので妨害をしないことに対してなど回答がありましたが、会社側の回答は、労働組合として認められるべき当然の権利に対しても、極めて不誠実な回答でした。
 これに対し全トヨタ労組として、改めて労働審判の結果を受けて直ちにK組合員を元の職場に戻す事を要求すると共に以下の内容について抗議しました。
 職場環境の改善と現状の2課22係に在籍状態で、当初3ヶ月と言っていた他部署への応援勤務が期限のない状態となっており、不当で不利益な処遇は止め元職場に戻すべきであり、公正な扱いをするのであれば、交代の応援者を出すべきですと主張しました。
会社は生産回復できていないと主張するが、現在、会社は職安や新聞広告で求人の募集をかけ多数の人を雇用している。以前他部署に応援に出されている社員が元の職場に戻っている。この状況でもまだ箱洗浄工程へ応援にだされるは納得できない、これでは公正な人事と言えない、人事権の乱用は許されないと強く反論しました。
 また、全ての職場の危険作業放置や安全対策について、現在応援として配属されている箱洗浄工程の熱中症対策の安全対策、障害者の給料などの処遇改善や、全トヨタ労組加入後すぐに職場内で起こった数回の不可解な出来事について、改善や適切な対応をように要求をした点についても対応しないど、全く不誠実極まりない、回答がなされました。
 会社側は会社の代表として団交の場に来ているはずなのに、曖昧な態度で、回答出来ないなど不誠実な対応だったので、組合からはその対応に強く抗議し、第3回の団交を申し入れて終了しました。
コメント (2)
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