全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

12.18名古屋集会開催

2009年12月19日 09時17分24秒 | Weblog
働く者の団結で雇用と生活・命を守れ!!名古屋駅周辺で決起集会!!

 全トヨタ労働組合(ATU)は労働者の為の、労働組合として、人権侵害や差別の是正、職場の労働安全衛生の向上、労働条件、処遇の改善に取り組んでいます。

名古屋北労働基準監督署への申告、意見交換終了後、名古屋駅前で闘う各労組、参加の決起集会に参加しました。
私たちは全トヨタ労働組合は(ATU)地域の多くの働く仲間たちと助け合い、共闘し労働運動など問題解決のため取り組みを前進させています。


 12月18日(金)午後6時30分から労働者決起集会が西柳公園(名駅4丁目)で行われ、トヨタが入居するミットランドに向けてデモ行進が行われました。労働者にとって極めて厳しい状況の下、働く者の団結で雇用と生活・命を守り抜くため、組織の垣根を越えて行われたのです。全トヨタ労働組合(ATU)からも組合員が参加しました。

 「雇用と生活・いのちを守れ!」をスローガンに闘う労働組合約250人が結集しての集会は東海労働弁護団の高木輝雄弁護士や公務員労働者、ふれあいユニオン、JMIUからそれぞれの取り組みと厳しい実態が報告されました。
 
 集会の後、名古屋駅前のトヨタ・ミッドランドスクエアビルに向けて約250人の企業と闘う労働組合の各メンバーでのぼり旗を掲げて、寒風吹きすさむ中、「クビ切るな! 生きさせろ!」の声を大企業・社会に向けて発信し、一般の多数の市民の皆さんにも訴えました。
(テレビ局、新聞各社も取材に来ていました。翌日12月19日の新聞(朝刊)にも掲載されました)


(トヨタ系のファインシンター、最低賃金以下で障害者を違法雇用)

マイニュースジャパンにATUの各取り組みが紹介されています。

http://www.mynewsjapan.com/reports/1175


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トヨタ系ファインシンターは従業員を大事にしろ

2009年12月02日 13時21分39秒 | Weblog
トヨタ系ファインシンター(株)は不当な弾圧をやめよ!

 トヨタの関連会社、ファインシンター春日井工場で働くKさんは会社から執拗な嫌がらせを受けています。
 職場の安全問題等に積極的に取り組んでいるKさんは、既存のユニオンショップ労働組合(JAMファインシンター労働組合)では職場の安全問題は全く解決できないと判断して既存の組合を抜けて全トヨタ労働組合(ATU)に加入しました。
 これまで3回の団体交渉を行いましたが会社は顧問弁護士を同席させKさんのまっとうな要求をことごとくはねつけ、不誠実な対応を繰り返しています。

障害者の不当な賃金を是正 
 会社はKさんと同じ職場で勤務する障害者2名(軽度の知的障害者)の賃金を障害者の最低賃金切り下げを容認する厚労省の通達を使って愛知労働局に申請しました。
監督署は会社の届を受理して結局最低賃金から14.6%を切り下げて認めました。判定の内容や誰と比べたのかなどの問いに対して監督署は明確に回答してくれていません。
 現状この職場はKさんしか比較の対象者はいませんからKさんと比較したのであればKさんの賃金から14.6%低く設定するという考え方に合理性があるのではないでしょうか?そうすると2人の賃金は今の、約2倍程になります。
 現実は自動車産別の最低賃金(2009年度は833円)をベースにしていて時給712円としました。洗浄職場で健常者と同じレベルの仕事をしていているのですから納得がいきません。これは障害者差別だと思います。
 そこでATUの組合員としてKさんは名古屋労働基準監督署に申告をして是正を求めました。その中で調べていくうちに会社が最低賃金を満たさない不当に安い賃金で彼らを雇っている期間が4か月ほどありました。
 内容としては、適用除外制度、減額特例制度の適応も受けないままに独自に時給を決めて不当に安い賃金で働かせていたのです。
 この行為は社会的に許されない行為である是正させるべきだと考えK組合員らは、名古屋北労働基準監督署に対し、会社が行った違法行為の事実について、正式に申告いたしました。
 名古屋北労働基準監督署は(株)ファインシンターに対し最低賃金法違反の是正指導を文書にて行い、またファインシンター本社に対しても同様に他の工場も含めて対象者がある場合是正するよう指導がなされました。
 その結果今まで不払いだった最低賃金を満たない部分の金額が2009年9月、11月と2回に分けて支払われました。
 しかし、いまだに会社から障害者の親御さんには詳しい説明経緯や、謝罪も一切なく反省している様子は伺えません。


http://www.mynewsjapan.com/reports/1175
(上記のことに関してHPに掲載記事があります、ご覧ください)


労基署への申告を嫌悪、嫌がらせ始まる 
 これら、労基署への申告などATU組合員としての正当な組合活動に対し会社は露骨な見せしめ差別を強めてきました。
 会社は、Kさんを障害者との共同作業から切り離すために、テント建て洗浄作業場の中にKさんを隔離する作業部屋をわざわざ作り、隔離部屋で一人作業することを不当に強要してきました。その部屋の様子はまるで見せ物小屋か動物園の檻のような状況です
 更に会社は箱洗浄工程及び隔離部屋の出入口に方向けて2つの監視カメラを設置して、毎日Kさんの粗捜しをしては退職に追い込もうとたくらんでいます。無理やり厳重注意書作成しては受け取るようにK組合員に強要しています。
 K組合員と組合は、人権侵害、不当労働行為を明らかにし、そのつど会社に対して申し入れと抗議書を提出して会社の不当性を明らかにして日々闘っています。
皆様のお力添えをよろしくお願いします。

(画像に写っているテントの側面に白い壁が見えますが、そこがわざわざ作られた隔離部屋です)


抗議先
株式会社ファインシンター 代表取締役 水野 豊 
〒480-0303 愛知県春日井市明知町西之洞1189番地11
TEL:0568-88-4355 FAX:0568-88-4321
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