全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

第8回大会開催

2012年09月28日 10時11分40秒 | Weblog
全トヨタ労働組合定期大会を開く

 9月23日(日)愛知県内にて、全トヨタ労働組合は定期大会を開催しました。臨時大会を含めて今回で8回目の大会となりました。2006年1月に結成大会を挙行して7年目に入りました。応援下さった皆さんに厚くお礼を申し上げます。
 トヨタ自動車をはじめグループ企業で働く労働者であれば、正規非正規の区別もなくだれでも入れる労働組合として発足しました。ユニオンショップ制が取られている大企業の中で、脱退をして新しい組合を作ることは容易なことではありませんでした。
 そうした機運があったのは、まさに働く者を取り巻く情勢でした。企業は「国際競争力」を盾に、もっと働け、もっと生産性を上げろとがなりたてていました。実は利潤第1主義が経営の最重点課題にあって、身の丈を超えて行われていたところに矛盾が噴き出てきました。労働者があって企業と言う倫理に欠けていくのです。無権利の非正規労働者の大量雇用はその最たるものです。1990年代までは正規社員が当たり前で、熟練工が育ち物づくりの製造業が成長してきました。
 今は違います。なのに労働組合は正規社員しか入れない運営を相変わらず続けているのです。私たちは罪悪感を覚えました。今は労働者のための労働組合を作って良かったと大会で確認をしました。
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改正高年齢者雇用安定法が成立

2012年09月06日 09時59分42秒 | Weblog
希望者全員の65歳までの雇用確保措置を義務付ける改正高年齢者雇用安定法が29日の参院本会議で、可決、成立した。施行は2013年4月1日。(議案情報/参議院)
  
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/180/meisai/m18003180065.htm


(厚生労働委員会)
高年齢者等の雇用の安定等に関する法律の一部を改正する法律案(閣法第六五号)(衆議院送付)要旨
本法律案は、急速な高齢化の進展等に対応し、高年齢者の安定した雇用の確保等を図るため、継続雇用制度の対象者を限定できる仕組みの廃止、継続雇用での雇用確保先の対象拡大等の措置を講じようとするものであり、その主な内容は次のとおりである。
一 高年齢者等職業安定対策基本方針
  高年齢者等職業安定対策基本方針に定めるべき高年齢者の雇用の機会の増大の目標に関する事項について、対象となる高年齢者を六十五歳未満に限定していることを削除する。
二 高年齢者雇用確保措置
 1 事業主が、労使協定により継続雇用制度の対象となる高年齢者に係る基準を定め、当該基準に基づく制度を導入したときは、継続雇用制度を導入したものとみなすものとしている規定(以下「対象者基準に係る規定」という。)を削除する。
 2 継続雇用制度には、対象となる高年齢者が、定年後に子会社や関連会社など特殊な関係にある事業主に引き続き雇用される場合も含まれるものとする。
三 公表等
  厚生労働大臣は、事業主に対し高年齢者雇用確保措置を講ずべきことを勧告した場合において、その勧告を受けた者がこれに従わなかったときは、その旨を公表することができる。
四 施行期日等
 1 この法律は、一部を除き平成二十五年四月一日から施行する。
 2 対象者基準に係る規定により継続雇用制度を導入したものとみなされる事業主については、対象者基準に係る規定は、平成三十七年三月三十一日までの間は、なおその効力を有するものとし、対象者の年齢を段階的に引き上げる。
 なお、衆議院において、厚生労働大臣は、事業主が講ずべき高年齢者雇用確保措置の実施及び運用(心身の故障のため業務の遂行に堪えない者等の継続雇用制度における取扱いを含む。)に関する指針を定めるものとする等の修正が行われた。


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