アイシン機工吉田さんの裁判が8月5日(火)午後3時から名古屋地裁にて開廷します。
今回は、地裁で労災判決が出たことを踏まえて裁判官から幾つか検討課題が出されました。その一つにスタットボルト仮締めの実証実験をしてみたいということです。現実アイシン機工では、吉田さんが作業していたラインは廃止されているそうです。当時の現物を持ち寄って実証してみることになるのでしょうが、これらを含めて双方の意見を聞く機会として、8月1日(金)に進行協議が行われることになりました。
耐油用の厚手のゴム手袋をはめて、わずか5ミリ程度のボルトを掴み2本仮締めをする作業を、一日10時間800本程度繰り返す作業を約7年間続けてきたのです。右手の疲労を感じれば、左手に変えて同作業を繰り返すことで左右の手首を負傷するに至ったのです。
会社の安全衛生担当者も認識していたのです。だからこそ「現認」の印鑑を申請書に押していたのです。アイシン機工は非を認め補助参加「控訴」を取り下げて、原告の救済にあたるべきであり道義的責任があります。と同時に親企業であるアイシン精機の責任も大きいものがあります。
その後の高裁手続
原告代理人弁護士から、補助参加申立人アイシン機工株式会社が平成26年5月28日付「補助参加申出に対する異議に対する意見書」を出したことに対して、第一審原告の意見書を提出していますが、未だに高裁のほうからは裁判の可否が示されていません。高裁事案が多いとはいえ速やかな判断をしていただきたいものです。仮に高裁で争うことになれば、当然ながら左手首の負傷も労災認定を目指すことになります。
今回は、地裁で労災判決が出たことを踏まえて裁判官から幾つか検討課題が出されました。その一つにスタットボルト仮締めの実証実験をしてみたいということです。現実アイシン機工では、吉田さんが作業していたラインは廃止されているそうです。当時の現物を持ち寄って実証してみることになるのでしょうが、これらを含めて双方の意見を聞く機会として、8月1日(金)に進行協議が行われることになりました。
耐油用の厚手のゴム手袋をはめて、わずか5ミリ程度のボルトを掴み2本仮締めをする作業を、一日10時間800本程度繰り返す作業を約7年間続けてきたのです。右手の疲労を感じれば、左手に変えて同作業を繰り返すことで左右の手首を負傷するに至ったのです。
会社の安全衛生担当者も認識していたのです。だからこそ「現認」の印鑑を申請書に押していたのです。アイシン機工は非を認め補助参加「控訴」を取り下げて、原告の救済にあたるべきであり道義的責任があります。と同時に親企業であるアイシン精機の責任も大きいものがあります。
その後の高裁手続
原告代理人弁護士から、補助参加申立人アイシン機工株式会社が平成26年5月28日付「補助参加申出に対する異議に対する意見書」を出したことに対して、第一審原告の意見書を提出していますが、未だに高裁のほうからは裁判の可否が示されていません。高裁事案が多いとはいえ速やかな判断をしていただきたいものです。仮に高裁で争うことになれば、当然ながら左手首の負傷も労災認定を目指すことになります。