全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

期間従業員・派遣社員のみなさんへ

2006年07月31日 21時53分11秒 | Weblog
黙っていては何も解決しません、良くなりません。

期間従業員・派遣社員の皆さんの声を聞かせてください。
6カ月過ぎれば有給休暇の権利があります。
●皆さんは初回何日与えられているのですか。
●権利があるのに有給休暇が無い例はあるのでしょうか。
●有給休暇があるのに、利用できない・制限された・カットされた例はあるのでしょうか。
●有給休暇を取ると「皆勤手当」等がカットされる例はあるのですか。

全トヨタ労働組合(全ト・ユニオン)はこれらの問題解決に積極的に取り組みます。
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梅雨も明けたようですが

2006年07月31日 17時39分39秒 | Weblog
東海地方も昨日梅雨明け宣言がだされました。いよいよ本格的な夏と思いきや、朝はずいぶん涼しく、なんだか肩すかしをくったようです。でも、これから暑い夏がやってくるのだけは確かです。名古屋も三河も夏の暑さは地獄だとどなたかいってみえました。
 昨日、全トヨタ労働組合の第4回の全組合員会議がおこなわれ、新しい仲間も紹介されました。最近の加入者は30代から40代の若手が多いことが特徴です。
 小石を積み上げるような思いで今はその作業をやっているところです。どうか皆さんも、この新しい労働組合の意味を理解してくださり、結集されんことを呼びかけます。
 「オールトヨタの仲間第2号」が発刊です。この夏中に、一気に1万枚を配布する予定です。ご協力できる方は、一報を。今回は私どもの一方的な宣伝でした。
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ブログアクセスについて

2006年07月30日 08時01分25秒 | Weblog
ご存じのようにこのブログはGooさんのを使わせていただいています。アクセス数の推移も楽しませていただいています。
 この2週間ほど、アクセス数も急上昇でして、1日200アクセスを超えるときもあります。Gooでは、アクセスランキングというのを発表していまして、60万ブログ中、1000位までは紹介されます。何もアクセスすればいいというわけではありませんが、皆さんが全トヨタ労組に関心をもつ物差しにはなります。
 ちなみに、1000位になるには、日当たりどれぐらいのアクセスが必要かというと、250弱です。ということは8月中にも実現するかもしれません。
どうぞよろしく 今回はきわめて実務的でした。
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転送です

2006年07月29日 06時18分58秒 | Weblog
以下ご本人の了解が得られましたので、転載します。

フィリピントヨタ労組を支援する本社行動の報告

                     TMPCWAを支援する名古屋連絡会共同代表/元三菱自動車  阪野智夫

  ◆出る釘は打たれる、ばかりではない
 トヨタ自動車の2005年3月期決算は、「売り上げ21兆369億円、税引き後の純利益1兆3721億円」である。凄まじいばかりであるが、その貪欲な企業戦略は、2010年に、ゼネラルモーター(GM)を抜いて世界一の生産1030万台をめざすという。
 ところがここへ来て「ちょっと待った!」がかかった。既に知られている①北米トヨタの元社長秘書が社長からセクハラを受けたとして、約215億円の損害賠償を求めてニューヨーク州地裁に提訴した事件②トヨタの最高級ブランド車「レクサス」に引き続いて、SUV(スポーツ多目的車)でトップシェアを誇る「ハイラックスサーフ」のリコール問題。ただし、このハイラックスサーフの場合は、欠陥車問題-リコール隠しの疑いが持たれ、対応が後手に回った事で「致命傷」になりかねない要素を孕んでいる。
 そればかりではない。これはあくまで推測に過ぎないが、トヨタの“自動車産業世界一”は、アメリカとアメリカ国民の“誇り”をいたく傷つけていると思われる。彼らがこのまま指をくわえて見ているはずがないと思うがどうか。また、中国の自動車メーカーがアメリカで現地生産に乗り出した。これは政治における米中関係とは無縁のようであるが、私には二重写しに見える。「帝国・日本を潰せ!」と。
 それでなくても、「補給線の延びすぎた戦線は脆い」といわれるが、反撃、挟撃、追い落としにトヨタはどう対処するのか。
 ついでながら、鎌田慧さんの「自動車絶望工場」が世に出てから既に30年余り経つが、過酷な労働現場は今も変わりがないといわれている。その一つの例として、トヨタ自動車堤工場で働いていた内野健一さんの「過労死認定」訴訟が進行中である。
 そしてもう一つ。フィリピントヨタ労組潰しと233名の解雇問題が、ILO(国際労働機関)の4次にわたる勧告、IMF(国際金属労連)の、解雇者の職場復帰を求める「国際キャンペーン」など、このトヨタの問題が、世界に波及している事実である。これについては、7月16日、17日の「トヨタ本社行動」関連で報告したい。
 ともかく、トヨタの場合、古諺「出る釘は打たれる」ばかりではない。平家物語「・・・盛者必衰の理をあらわす。おごれる人(トヨタ)も久しからず、」というべきか。(この稿7月15日)

 ◆トヨタ本社行動-7・16豊田連帯集会に70余名
 「トヨタの組合潰しを許さない!7・16豊田連帯集会」が、トヨタ本社のある豊田市の、豊田勤労福祉会館で開催された。関東地区からは観光バスと街宣車で40数名の参加があり、関西からも数名が参加し、全体で70数名の参加で会場は熱気に充ちた。
 こうした昨年にも増した盛り上がりには、フィリピントヨタ労組(TMPCWA)の、闘争長期化に関わらず果敢な闘いに共感が広がっていると共に、ILOとIMFの「バックアップ」を受けた、世界的な広がりに、内外の関心が集まっている事、それに加え、トヨタの企業イメージ失墜につながる北米のセクハラ問題、相次ぐリコール・欠陥車問題に社会の耳目が集まっている事も見逃せない。
 こうした空気というか、闘いの進展に「活動家」の目線、神経、感性も敏感である。“世界のトヨタ”を相手に、その不正、企業姿勢を指弾し、呻吟する、トヨタとその関連企業の全労働者と連帯していく事業(闘い)に、大きな意義、価値を見出しているのである。
 それは集会のあいさつにも表れており、地元の小林元県議の実体験に基づく“頑ななトヨタであるが、もう一つの顔”が紹介され、地元としてしっかり支えていくという発言。また、「TMPCWAを支援する会」の山際共同代表のあいさつと決意にも表れていた。さらに、今年1月に結成された「全トヨタ労働組合(全トユニオン)」の若月委員長の、企業別組合、トヨタ労連支配を超えた新たな結集と国際連帯を重視する発言にも見られた。
 そして、フィリピン現地などでの闘いを伝える映像のあと、TMPCWAのエド委員長が登壇し、闘争の勝利を確信していること、日本における支援連帯に感謝し、共にあることを述べ、あわせて、フィリピン現地では、アロヨ政権の下、組合活動家多数が殺され、誘拐されて行方不明になっている厳しい状況を伝えた。思わず「エド委員長こそ大丈夫か?」と思ったくらいである。
 続いて、現役の現場労働者ウェニー副委員長が、たとえ御用組合が作られようと現場ではTMPCWAに支持が寄せられている事、それゆえ、支持する契約労働者が解雇されたりする例もあるという。だが、苦しい闘いの中ではあるが、その闘争心、勝利への確信に揺るぎがないことが、言葉の端々から良く伝わった内容であった。

 ◆思考停止か、焦慮の反映か?トヨタの不可思議な対応
 2日目のメインは「本社申し入れ」であるが、早朝7時半からは、トヨタ本社近くの愛知環状鉄道「三河豊田」駅及び本社工場など3か所でビラ入れ、街宣を行った。午前9時過ぎから小雨の降る中、本社前に70名近くが総結集し、社前集会を開くと共に、代表団と通訳の7名が申し入れのために本社内に入った。
 本社ビルは昨年春に新築された。広いエントランスであるが、全体としてはシンプルで、来客はあまり目につかない。用件は部門ごとの対応で、ここを通らないのかもしれない。
 さて、向かい合ったのは総務部の2名であったが、一人は昨年も同席したKであった。山際代表が、申し入れ文書の内容を簡潔に述べ、回答を迫ったところ、「これまでと変わりはない、現地の事は現地で解決」という、型通りの回答とはいえない答をしただけであった。そこで全造船の早川氏がILOの勧告、IMFの「グローバルキャンペーン」をどう思っているのか、と追及したが「・・・」と沈黙したままだった。
 続いてエド委員長は、「自分たちの主張は正しい。組合あげて早く解決したいが、TMPC(フィリピントヨタ社)からオファーされた内容は受け入れられない。組合員の職場復帰は譲れない。闘争勝利まで闘いはやめない」と強く述べた。
 続いてウェニー副委員長は「組合承認選挙でLOが勝利した?あの選挙は会社側にマインドコントロールされたものだ。それでも勝てなかったのだ」と述べ、さらに「職場では依然してWAは支持され、活動を続けている。改めてWAは、解雇を撤回せよ、刑事告訴を取り下げよ、など4つの要求をする」と、これまた強く述べた。
 そして全ト・若月委員長や愛知の代表からも「早い解決こそ、誠意ある対応こそ、トヨタ自身のためではないか、私たちも、多くの労働者もそれを望んでいる」「問題解決のプロジェクトチームができているのではないか。なければつくって、解決の端緒として示せ」などと発言し、回答を迫ったが相手は、「関係部署に伝える」というのみで、これにはあきれて「あなたたちはいったい、何のためにこの席についているのか」と、エド委員長が鋭く追及する場面もあった。
 50分ほどの申し入れを終えた代表団は本社前に戻り、山際代表が「一言でいえば、ふざけるな!」という中身のない会社対応であったと報告。一方エド委員長は「今日の申し入れは決して無駄ではない。日本全国から支援する労働者が集まり、トヨタに労働者の国際連帯の力を示せた」と語った。

 こうして本社行動は終えたが、私の感想は、リコール問題で関係部署の連携不足や対応の拙速が問題になっているが、このTMPCWA問題に関しても同じ轍を踏んでいるように感じられた。
 これは巨体をもてあましているのか、金儲けだけに思考とエネルギーが回っていて、その他の事は思考停止しているのか、あるいはそれゆえにか、上意下達が徹底していて、トップがものを言わない限り、何も答えないという硬直した体質になっていると思わざるを得ない。
 一方、小林元県議のエピソードから類推すれば、解決する心積もりがあっても、その結果がどのように波及するのか図りかねている焦慮の反映、もしくは、もう一押し、二押しすれば、いよいよ“蟻の一穴”の水漏れの拡大に気がついて、動かざるを得ない芽があるのではないか・・・。
 一歩も譲らない、相手にすらならない、そんなトヨタの対応は、「世界的な企業としては」私には不可思議な対応に映るのだが、どちらにしろ、この秋の闘いに突破口を見いだす戦略、戦術をみんなで考えよう!ということである。(この稿7月21日)



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トヨタ自動車申し入れ

2006年07月28日 08時11分20秒 | Weblog
7月17日のトヨタ自動車申し入れ文書です。

2007-7-17

トヨタ自動車(株)
渡辺 捷昭 社長殿

フィリピントヨタ労働組合(TMPCWA)
         委員長 エド゛・クベロ
フィリピントヨタ労組を支援する会
         共同代表 山際正道
全造船機械労働組合関東地方協議会
         議長 宇佐見雄三
7.17トヨタ愛知本社行動参加者一同

申 入 れ 書

 トヨタ自動車は世界の製造業企業で最も多くの利益を上げているグローバルな
多国籍企業である。トヨタ自動車は単に利益において製造業NO.1企業であるば
かりではなく、労使関係においても世界の企業の模範足るべき位置にある。トヨ
タは各国の労働法とその精神ばかりではなく、世界の政労使が作り上げてきた
ILO勧告などの国際労働規範を進んで守るべきである。しかしながらこの間のト
ヨタの行動はこの世界の要求を裏切り、逆にこの世界の要求に対抗するものだっ
た。

私達は、貴社がフィリピントヨタ社に指示承認して団体交渉を拒否し、233名
の組合員を解雇する等TMPCWAを攻撃し、御用組合を育成し続けてきたこと、また
フィリピン最高裁の決定、ILO勧告を無視し続けていることに対して、強く抗議
する。

私達は、貴社がフィリピン政府に不公正な圧力をかけて、フィリピントヨタ労組
の正当なストライキを中止させ、にらみつけたなどとして25名の労働者を刑事
起訴させ、今年4月には不法で不公正な方法でTMPCWAの団体交渉権を剥奪させ、
御用組合に団体交渉権を与えさせたことに強く抗議する。

 私達は、貴社がTMPCWAの参加している全造船機械労働組合関東地方協議会との
団体交渉申入れを拒否し、同全造船が救済申立てした神奈川県労働委員会での審
問に応じないこと等に抗議する。

以上の抗議に基づき、私達は以下のことを強く要求し申入れる。

1)2001年3月に行った組合員233名の解雇を撤回し、原職復帰させること。
2)2003年9月のフィリピン最高裁の判決に従い、TMPCWAと労働協約締結のた
めの団体交渉を直ちに行うこと。TMPCLOとは団体交渉を行わないこと。
3)にらみつけた等として刑事告訴した25名の告訴を直ちに取り下げること。
4)全造船機械労働組合関東地方協議会の団体交渉申し入れに直ちに応じるこ
と。
5)ILO勧告とフィリピン法(最高裁判決)に従って、フィリピントヨタ争議を
解決すること。

私達は、貴社からの一切の不当な遅滞なき誠意ある回答を期待する。


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IMFニュースから

2006年07月28日 08時07分38秒 | Weblog
IMFニュースの紹介です。IMFJCはまだこの記事を翻訳・紹介していません。加藤祐治会長の決断&会見が待たれます。

IMFニュースブリーフ/TMPCWAに対する支援増大

復職を求めて闘うフィリピントヨタ労働者に対し、各組合は連帯と資金提供を確

http://www.imfmetal.org/main/index.cfm?n=47&l=2&c=14406

オーストラリア:オーストラリア、イギリス、カナダ、ニュージーランド、その
他の国々のIMF傘下の各組合は、解雇労働者の復職と組合認知を求めて闘う
TMPCWAを支援する行動を起こした。

AMWU(オーストラリア製造業労働組合) 委員長 ジュリウス・ロー、IMF 書記長
マルチェロ・マレンタッキー、AMWU全国書記長ダグ・キャメロンらが、シドニー
で開かれたAMWU全国会議(2年毎に開催)においてフィリピントヨタの状況に関
して説明を行った。100名を越す大会出席者は、TMPCWA書記長であるヴェルヒリ
オ・コランドグ(ベール)によるスピーチに喝采を送った。

ローは、「AMWUはトヨタとは良い交渉を持つことができている。しかし我々の組
合員は、トヨタがどの国へ進出しようともILO基準を守る義務があると感じてい
る」と述べ、また「オーストラリアの反労働者的法律は、企業に対し我々労働者
が苦労して勝ち取った権利を攻撃する機会を与えている。(フィリピントヨタ
の)労働者は復職されるべきだし組合は認知されるべきである」と加えた。

ローがAMWUは2,000オーストラリアドル(US$1,500) をTMPCWAの活動を支援するた
めにカンパすると表明したことに続き、Amicus 、カナダ自動車労働組合、CWA、
そしてニュージーランドEPMUがそれと同額の資金を提供することを誓った。また
会場の出席者から750ドルが集められた。

出席者らはトヨタ労働者らを支援するために更なる連帯行動と資金集めへの支援
を強化することを決定した。

「この闘争はフィリピントヨタの労働者だけでなく、企業による脅迫や政府の妨
害、また基本的な労働者の権利の大侵害に直面している世界中の金属労働者たち
にとっても非常に重要な闘争なのだ」とマレンタッキー書記長が述べた。

会議においてAMWUのフィリピン人メンバー数人は、メルボルンにある大規模なト
ヨタ工場を含め全てがヴェルヒリオを支持した。メルボルン工場には約150人の
フィリピン系組合員がいる。ヴェルヒリオは今週末ニューサウスウェールズ州と
ヴィクトリア州のトヨタ労働者らと特別会合を持つ予定でいる。オーストラリア
のトヨタ労働者は、会社に対し引き続きフィリピンの労働者らの権利を守るよう
圧力をかけていく。

IMFとその傘下各支部は、トヨタから不当に解雇された労働者らの迅速な原職復
帰を求める国際キャンペーンを開始した。キャンペーンの詳細は、
「彼らを今すぐ職場復職させよ!」
http://www.imfmetal.org/main/index.cfm?id=47&l=2&cid=13914
のIMFホームページで読むことができる。

[July 26, 2006] KP

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腰がひけたメディアの事情

2006年07月27日 19時53分14秒 | Weblog
メディア、特に新聞がトヨタ批判に及び腰なのは、広告収入について考えているからだそうです。以下レスポンスの紹介記事です。
ATU
◆トヨタ、『ケタ違いの広告宣伝費』、マスコミへの口止め効果

 SUV欠陥放置事件で、熊本県警が昨年8月にトヨタ本社に家宅捜索に入ってい
 たが、当時、このニュースを報じたマスコミはなかった。サラリーマン編集
 長は、常に広告主に恐れて仕事をしているのは、疑いのない事実である。
http://www.mynewsjapan.com/kobetsu.jsp?sn=470
>
> トヨタの広告宣伝費、2004年度は817億円、10年連続の首位に。
>  3位にホンダ。日経広告研究所の「有力企業の広告宣伝費」調査で
> <2005年09月26日号>

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週刊東洋経済を購入

2006年07月26日 20時55分18秒 | Weblog
『週刊東洋経済』を買いました。コンビニにはおいていません。駅頭でも駄目でした。夢屋は3軒回りましたがありませんでした。エコノミストはありましたが。精文館もです。三洋堂知立店でやっと手に入れました。西三河でちょっとまともなことをかいてある雑誌を入手するのは至難の業です。ビジネス関係の棚も、日経ビジネスやプレジデントなど自己啓発的なものは置いてあるのですが。
 内容は、いまいちなのですが、それでも編集部はご苦労されたのがひしひと伝わってきます。以下、メルマガの引用です。


『週刊東洋経済』の「雑誌厨房」から  ~山崎料理長からのご挨拶~
------------------------------------------------------------------------
 ★  「東洋経済さん、今週号ではトヨタとオリックスを叩いてましたね」。
 ★  何人かの方から、そんなご感想をいただきました。わたしたちには「叩
 ★  く」という意図はまったくありませんが、確かにそう見えるだろうな、
 ★  という気がしないでもありません。
    まず、欠陥車の放置が人身事故を引き起こしたとしてトヨタの歴代品質
    保証部長3人が書類送検された問題。われわれはこれを、トヨタという
    会社とトヨタビジネスが構造的に抱えているものだと考え、取材を重ね
    てきました。
    しかし、たまたま今週発売の雑誌で、このトヨタ問題を正面から扱って
    いるのは小誌だけです。逆にトヨタ首脳が日本を叱る企画や、トヨタ社
    員を煩悩の数だけ取り上げる企画などが目立ちました。
    そうした企画の意図も狙いも十分に理解できます。ただ、いざ書店に並
    ぶと、結果として小誌がちょっと浮いた感じになりました。
 ★  オリックスについても、わたしたちが試みたのは、「なぜ規制改革の旗
 ★  手たる宮内流が、今、批判の集中放火を浴びるのか」という疑問に対す
 ★  る検証です。そもそも批判しようというのではなく、「なぜ」に迫るこ
 ★  とに徹したつもりです。
    しかし、オリックス批判としては、一般週刊誌や月刊誌がさまざまに掲
    載したものの、経済誌として12ページを割く企画を展開したのは小誌
    だけ。これも、ちょっと浮いてしまった感じです。
 ★  「最近、経済誌は同じテーマばかり取り上げている。談合かスパイ合戦
 ★  でもやっているのではないか」。読者のみなさんや取材先から、そんな
 ★  ふうに言われることがあります。そのたびに、「経済、社会の動きを追
 ★  いかけていれば、経済誌が同じテーマにたどり着くのはよくあることで
 ★  す」と答えてきました。真っ当な問題意識でつくっていれば、他誌と競
 ★  合することもあるし、まったく重ならないこともある。今回は、そのこ
 ★  とを少しばかり証明した格好です。
    今週号は3大特集で構成。トヨタ、オリックスのほかにも85万人を超
    えるシステムエンジニアの実態に迫った渾身のレポートをお読みいただ
    けます。これからも「週刊東洋経済」でしか読めないコンテンツをお届
    けするべく、奮励努力します。応援のほど、よろしくお願いします。
               山崎豪敏(ビストロ『週刊東洋経済』料理長)
     【目次を立ち読みする】
      http://www.toyokeizai.co.jp/mag/toyo/2006/0729/ab/
     【掲載した新聞広告】
      http://www.toyokeizai.co.jp/mag/toyo/2006/0729/np.html
     【電車の中吊り】
      http://www.toyokeizai.co.jp/mag/toyo/2006/0729/tsuri.html
     【詳細な目次】
      http://www.toyokeizai.co.jp/mag/toyo/2006/0729/index.html
     【ダンゼンお得な『週刊東洋経済』年間予約購読!! 】
      https://www.toyokeizai.co.jp/pub/chumon/teiki.html
     【単品購入は、こちら 】
      https://www.toyokeizai.co.jp/CGI/kensaku/magazine_list.cgi
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2】「内部者の批判に耐えうるリアルなトヨタ論」
        今週のメインシェフから ~特集担当記者からのレシピ紹介~
------------------------------------------------------------------------
    礼賛ばかりのトヨタ自動車ですが、最近、良くない話ばかりが目立ちま
    す。セクハラ訴訟は起きるわ、系列会社の従業員に労災で訴えられるわ
    ……。もちろん業績はすばらしいのですが、何だかヘンだよな、と思っ
    ているのは私たちだけではないでしょう。
    中でも、リコールが史上最悪のレベルに達していることは、看過できな
    い一大事。トヨタは「品質」を看板にユーザーの支持を集めてきた会社
    ですから、リコールの急増によって高品質イメージが崩れれば、目下、
    絶好調の業績基盤も揺らぎかねません。
    本誌は、こうした問題意識のもとに、トヨタで起きていることの実態を
    探るべく、国交省のリコール届け出データなどの公表資料をコツコツと
    調べ、分析作業を進めてきました。そこから見えてきたのは、トヨタが
    抱える構造的な問題。表面的には最高業績を更新し続けているトヨタで
    すが、裏では相当なムリを重ねている様子が浮き彫りになってきます。
 ★  グループ企業に勤める知人たちは、常日頃から「トヨタは世間で思われ
 ★  ているほどすばらしい会社じゃない。世の中のトヨタに対する見方は間
 ★  違っている。新聞や雑誌を見ても『何だかな』と思うようなものばかり
 ★  だ」と言っていますが、今回の特集は彼らの批判にも応えうる“リアル
 ★  なトヨタ論”に仕上げられたと自負しています。
    読者の方々のご批判・ご鞭撻をいただければ幸いです。
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トヨタ 相次ぐ不祥事でなにが

2006年07月26日 10時55分33秒 | Weblog
 トヨタ自動車では、アメリカトヨタでのセクハラ訴訟、トヨタ、デンソー両社を訴えたパワハラ訴訟、そして、リコール隠しなどが相次いで社会問題になった。
トヨタは6月に入って、渡辺社長名で全従業員に「メッセージ」が配布された。
 それによると、6月・7月にかけて、「8万人職場コミュニケーション総点検活動」を全社的に実施するというものだ。
一部紹介しょう。
2点の問題意識を明らかにしている。
 1点目、「部下や同僚、あるいは社外の方に対して、相手の立場に立った、双方向コミュニケーションを行なっているか」
 私の所には、残念ながら、「トヨタの従業員は、相手の言っていることや、心の声を理解しようとしない」といったように、驕り・慢心から生じる当社の従業員の言動に対して、お叱りの声を頂くことも数多くあります。「他人に対して、関心を持つ、節度を持って接する、あるいは、相手の人間性や人格を尊重した言動に心掛ける」といったことは、人としての基本的な所作であると同時に、企業として、コンプライアンスの実践など、CSR活動を進めていく上での基本であると考えております。
 2点目は、「仕事上のコミュニケーションを通じ、私たちの強みであるチームワークを最大限発揮しているか」
 私たちには、開発、生技、製造、販売、サービス、あるいは仕入先や販売店の皆さんなど、世界中に素晴らしい仲間・パートナーがいます。そして何よりも、世界に誇れるチ-ムワークがあります。しかしながら、最近の品質関係のトラブルや仕事のやり直しなどの原因を調べてみますと、「仕事を任せたきり、全くフォローしていなかった」「メールで連絡したから、用件が伝わっているものと思っていた」など、ちょっとしたコミュニケーションが取れていなかったために、「私たちが本来持っているチームワークを十分に発揮できなかった」といったことが多いのではないかと感じております。・・・・以下省略
 この点について、皆さんで検証して頂きたいと思います。
 トヨタの職場には、建前論がまだまだ主流をしめています。自由と民主主義がないがしろにされていて、全体主義体制だけに、本音の言えない環境に、コミュニケーションは成り立ちません。だから、「驕り」や「慢心」が生じるのです。 最近の問題発生は社会的に明らかにされていることを見てもお解りいただけると思います。
 6月・7月に掛けて行なわれている「8万人職場コミュニケーション総点検活動」の総括を現場にきちっと報告し目に見える形での納得性を示して頂きたいものです。
 全トヨタ労働組合は皆さんの「声」をどしどし受け付けます。メール等で寄せてください。プライバシーは厳守します。労働組合の社会的責任の役割を発揮します。
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(株)ジェイテクト 退職金制度改定説明会開催

2006年07月26日 02時51分29秒 | ジェイテクト
 全トヨタ労働組合に対して、7月25日(火)岡崎工場にて、旧豊田工機と旧光洋精工の合併による「退職金制度改定案」の説明会が行なわれました。
主な内容は、ポイント制退職金と確定拠出年金の導入です。両社には大きな開きがあり、組合員の意見をしっかり聞く機会を一度ならず開き労働組合として、まとめることが必要です。組合員の皆さんは詳しくは執行役員にお聞きください。
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