全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

トヨタショックにおける派遣問題で、また新たな事象が出てきているようです・・・

2008年11月26日 16時35分56秒 | Weblog
先日以前自動車製造派遣で働いていた人と話をしてたところ、こんな話になりました

彼「派遣ヤバイ!状態らしいね」
私「えぇ、ひどい状態だと思いますよ、ハローワークも日に日に求人者が増えているような気がしますよ」
彼「聴いた話なんだけど、以前働いていた派遣会社がなんだけど。年内か来年初頭には東海地方とある支店が閉鎖になるらしいよ。これは、派遣先も少なくなってきているし、派遣社員も行くところがない。それでもって派遣を管理する常駐管理していた社員にもリストラに、もしくは自然にやめさせる傾向にあるようだ。彼自体もクビになるかもしれないと
彼「小さな派遣会社なら簡単に倒産してしまうだろうね」
私「派遣ってペーパーカンパニーみたいなところも多いですからね」

来年三月まで非正規雇用の人為整理を行う事が報道されていますので、派遣会社もそれにあわせて倒産し、そこから失業者が生まれてしまう。
今後も底の見えない負のスパイラルが大きくなるようです
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派遣法の抜本改正を求める集会に参加を呼びかけます

2008年11月20日 20時09分22秒 | Weblog
労働者派遣法をめぐる攻防正念場
集会の紹介をします。全トヨタ労働組合も賛同します。

労働者のための派遣法の抜本改正を!

12/4日比谷野外音楽堂に結集しよう!
まやかしの政府・与党改定案ではなく労働者のための派遣法改正の実現を!

 いま、労働者派遣法の改正をめぐる攻防が正念場を迎えています。政府・与党は去る11月4日に労働者派遣法改定案を閣議決定し、国会に上程しました。

この改定案は、既に有識者、労働組合らから多くの問題点を指摘されています。
「日雇い派遣」禁止を前面に出しながら、全面禁止ではありません。『30日以内の期限付派遣を原則禁止』するに止まり、広範な例外業務を認めて日雇い派遣を公認する一方、派遣先と派遣元との契約では、日替わりで派遣先が変わる「日々派遣」、は許され、安全対策や労働条件の確認などがおざなりになるであろうことを放置しています。不安定雇用と低賃金を解消するためには、仕事があるときだけ雇用契約を結ぶ「登録型」派遣禁止、マージン率の上限規制が不可欠ですが、そこには踏み込まない不十分なものです。また、「偽装請
負」や多重派遣など違法派遣が起きた場合の派遣先との「みなし雇用」なども含まれていません。

事前面接解禁、直接雇用申出義務の解除!規制強化は名ばかりです!
政府・与党案には改正どころか改悪部分も盛り込まれています。雇用期間の定めがない「常用型」派遣については、3年継続した場合の派遣先による直接雇用申出義務の免除と、事前面接の解禁を行っています。これでは規制強化ではなく、規制緩和です。
 派遣法の改正議論はなぜ始まったのでしょうか。派遣という働き方の広がりがワーキン
グプアなど「貧困と格差」の温床となっているからです。「人間使い捨て」労
働現場を横行させてきたからです。実際に、昨今の金融危機の中で、「派遣切り」と称して真っ先に雇用の調整弁として解雇の対象となっているのが派遣労働者です。
 すべての人が尊厳ある労働と生活を手にするため、労働者派遣法の抜本改正が必要です。
12月4日には、下記の通り日比谷野外音楽堂において集会を開催し、派遣法抜本改正に向けた声を轟かせたいと思います。1人でも多くの方々の参加を心からお願いいたします。

日時   2008年12月4日(木)18:30分~(開場:18:00)
場所   日比谷野外音楽堂(集会後デモを予定しています)

内容   現場から 野党挨拶 日本弁護士会連合会(予定)労働弁護団 他
連絡先 12.4集会実行委員会 事務局(全国ユニオン) 

TEL 03-5371-5202  FAX 03-5371-5172

(呼びかけ人)雨宮処凛(作家)/宇都宮健児(弁護士・反貧困ネットワーク代表)/鎌田慧(ルポライター)/小島周一(日本労働弁護団幹事長)/斎藤貴男(ジャーナリスト)/佐高信(評論家)/堤未果(ジャーナリスト)/本田由紀(東京大学大学院准教授)/森ます美(昭和女子大学教授)/湯浅誠(自立生活サポートセンターもやい事務局長)/脇田滋(龍谷大学教授)/西谷敏(近畿大学教授)/石坂啓(漫画家)/神田香織(講談師)/中野麻美(NPO法人派遣労働ネットワーク・弁護士)=11月8日現在=
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労働相談について

2008年11月17日 19時51分47秒 | Weblog
皆さんこんにちは!
秋深まり、愛知県豊田市(旧足助町)の香嵐渓のもみじは今が見ごろです。

 さて、ATUでは電話での労働相談も受け付けています。従来は月・水・金で受付をしていましたが、下記の要領で、いつでも受付できるように変更します。

◎毎日受付できるようにします。

◎受付時間は原則午前10時から午後9時までといたします。

◎ご相談する内容をメモにしてお話ください。

◎電話番号は(0566-82-0501)です。

お気軽にお電話してみてください。
ご相談内容は他に漏らす事はありません。
一人で悩まず、まず相談してみましょう。
お待ちしております。
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デンソー Kさん からメッセージ届きました

2008年11月16日 18時50分11秒 | Weblog
 11月13日で勝利が確定。トヨタ・デンソーへの過労うつ病損害賠償裁判をたたかったKさんからお礼のメッセージをいただきました。
 Kさんのたたかいは、同じ苦しみをしている人たちに勇気を与えたのではないかと思います。でもまだまだ裁判までに至らない人が多いことは現実だと思います。
でも、よい判例が出ているのですから、参考にしてみてください。

《メッセージ》

トヨタ・デンソーへの過労うつ病損害賠償裁判ですが、
10月30日名古屋地裁で下された判決が11月14日に
両社が控訴を断念し、勝訴が確定しました。
相手は日本を代表する大きな組織なので、当然控訴してくることを
予測しておりましたが、まさか控訴を断念するとは正直、
私自身も驚いております。

これも愛知健康センター、ATU、西三河労連他、多くの
労働組合、諸団体、個人の皆様の『控訴するな』FAXの
送信、ご支援・ご協力があったからこそ勝ち取れたものと
考えます。本当にありがとうございました。

この判決により、今後の労働環境や労働条件が改善され
私と同じような辛く苦しいうつ病などの精神疾患を患う人が
一人でも減るように生かされれば幸いです。

あと、この勝訴を自信に、国を相手にした行政訴訟に意識を
集中させまして更に一歩前進した判決を勝ち取るように
頑張って行きたいと思っております。
引き続きご支援の方をよろしくお願いいたします。
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トヨタ・デンソーうつ病裁判勝利確定

2008年11月14日 15時03分09秒 | Weblog
 10月30日に名古屋地裁で勝利判決がでていた、Kさんの控訴期限が昨日13日まででしたが、トヨタ・デンソーともに控訴をしなかったことで、判決が確定しました。
 全トヨタ労働組合としても、全面支援をしてきただけに大変喜ばしいことです。
昨年の内野裁判に続いての勝利です。これからも労働者の立場を貫き存在感のある組合を目指して取り組みます。全国の支援の皆さん有難うございました。
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懐の深さ

2008年11月13日 19時02分50秒 | Weblog
ふと、こんな記事が舞い込んできました
http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/081112/wlf0811122357005-n1.htm

大企業と言って良いトヨタ自動車奥田相談役
報道に対して一笑ぐらいはしてくれてもいいモノですが余裕がないのでしょうか?

トヨタ自動車がスポンサーとなっている企業、ましてや報道にもスポンサーとなっている部分が多いと聞きます。
スポンサーによって報道の自由が奪われる、真実の報道がされない、都合の良いことだけを報道するというような事態が起きては
何のための報道、誰のための報道になるのでしょうね?
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一雨一度・・・

2008年11月12日 20時30分23秒 | Weblog
まずは労働者皆様お疲れ様です
秋を示す季語で「一雨一度」というものがあります
一雨ごとに一度づつ下がっていく秋の様子を表しています
http://www.maing.co.jp/maimai/Kikaku/same/same_021026.html

少し前まで暖かい秋口でしたが最近の雨により
日ごとに寒さを感じつつあります
働かれる皆様、何をやるにも体が一番の大事ですよ!

何か違和感を感じたら無茶をせず一呼吸置き仕事に戻られるなり
日を置いても駄目なら早めに医師に相談しましょう!!


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期間従業員からの声

2008年11月12日 02時41分02秒 | Weblog
当組合に期間従業員から心境を語る声が寄せられたので紹介します。
企業の身勝手な在りように怒りを覚えます。

期間従業員として言いたい事


この話をすると報道の方としてなかなか報道しにくくなるのでしょうけれど
自分として例えが非常にあっているものとして期間従業員なり派遣社員は
原子力発電とよく似ている思う
ここからは私自身の尖がった考えです
皆様にも考えていただきたい


労働問題と原子力発電が似ている部分

わかりやすい話で
原子力発電は人々の生活を豊かさを与えるが、いろいろな影響がある

簡単に言えばウラン(労働者)で
(だれが?)豊かさを得るためにウランを化学反応させ(労働させ)タービンをま
わす
ある程度つかったら再処理など(再利用、再雇用、新たな労働力)してまた使い
使い切らされたモノは核廃棄物となる

この状態は色々な状態に例えられるが、ここら辺は現在の派遣、期間従業員
処理する場所がなく行き場がない状態
今後こういった労働者が失業者になり失業保険等でつなぐが期間内に就職できな
ければ・・・生活が成り立たなくなる
ここで思い出してほしい今年の事件がある秋葉事件と大阪放火事件
秋葉事件は関東自動車が派遣社員をカットして、加藤容疑者が働き先やネットか
ら見放され、腹いせ的に事件を起こした
大阪放火事件は仕事を転々としてお金もなく、生活保護まで使い切ってた自分に
嫌気が差し自分も自殺しようと放火した

お気づきでしょうか?彼らと期間従業員、派遣社員は似た場所に立っているのだ

もし彼らが生活が成り立たなくなって嫌気が差して自暴自棄なった場合その人物
だけを悪者にし
核廃棄物のように人知れずの場所に保管、管理するだけでいいか?
法の元で裁き刑に服させ保管管理すればいいのか?
あとは、どちらも報道として取り扱うのは危険なモノなので出来るだけ報道され
ないようにすればいいのか?

そして今後もこういった失業者来年までどんどんと増える
不安は増えるばかりではいけないが
今は私も含めてこういった失業者たちに早く再就職先が決まること切に願います

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グランプリ獲得

2008年11月10日 11時36分21秒 | Weblog
すでに皆さんに紹介し、いくつかの賞も受賞しているトヨタ自動車過労死事件ををテーマにした映像07「夫はなぜ、死んだのか」が「地方の時代 映像祭」でグランプリを獲得しました。
 全国から100本あまりの応募の中から選ばれたそうです。これはすごいことです。だからこの地域でもぜひ放映させていただきたいものです。

全トヨタ労働組合(ATU) 仲間 健
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50人の遺書・遺族の手記展示を拝見して

2008年11月10日 00時32分03秒 | Weblog
泪で綴る企業戦死
 まるでこれは戦争犠牲者だと思った。「私の中で今、生きているあなた」のタイトルで、8日から10日まで名古屋国際センターで、働きすぎによる過労や上司によるパワハラが原因で命を落とさざるをえなかった50人の遺書・遺族の手記展示が開催されている。この中で、トヨタ自動車の事例として、社員であった内野健一さんはじめ3事例が紹介されていた。
 高度経済成長の一方で健康が破壊され、10年連続で自殺者3万人を超えるなど生存権さへ侵されてきました。展示で紹介されている50例は、いずれも企業戦士で、優秀な人材を失った企業(社会)にとっても大きな損失だと思うのです。
 以前、鹿児島県の知覧をたずねて、特攻隊員の遺書・遺族の手記を展示している「平和会館」を拝見したことがあります。そのことが思い出され、ダブりました。涙が出てくるのです。
 これは戦争だと瞬間感じました。この戦争を誰かが止めなければならない、そんな思いで「働く者のメンタルヘルス相談室」のみなさんが企画されたのだと思います。

労働組合の存在意義実感
 全トヨタ労働組合の一員として、労働組合の果たさなければならない役割を認識したしだいです。その意味で、10月30日に名古屋地裁で勝利判決を勝ち取ったデンソーKさんの損害賠償裁判は意義のあるものでしたし、Kさんに、全トヨタ労組の存在の大きさも評価していただきました。
 これからも、労働組合の社会的責任を自覚して、救済するだけでなく、予防対策にも力を入れて行きたいと思います。
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