フィリピントヨタ社における237名の不当解雇問題を解決せよ!
2025 年1月 TMPCWAからILO結社の自由委員会 提出
提出先: 国際労働機関(ILO)結社の自由委員会
委員長 カレン・カーチス女史殿 気付
写送付先:フィリピン政府労働雇用省(DOLE)
長官 ビエンヴェニド・エストゥディロ・ラゲスマ殿
DOLE労働関係局
局長 アルトゥロ・アルフォンソ・ヘルボサ殿
在フィリピン日本国大使館
大使 遠藤和也(カズヤ)殿
ILO フィリピン駐在事務所
所長 カリド・ハッサン殿
提出者: フィリピントヨタ自動車労働組合(TMPCWA)
委員長 エド・クベロ
件 名: 事件番号第2652号フィリピントヨタ自動車(TMP)事件に関する追加報告
カレン・カーチス女史ならびに結社の自由委員会 様
熱い挨拶を申し上げます。
私たちはここに、前回2024年10月11日に貴委員会に提出しました報告に対するその後
の2点の進展に加え、TMPCWAとトヨタ間の23年に及ぶ労働争議に関し新たなより強力
なILO勧告を発して頂きたい旨の、ILOへの訴えの更新について上申する次第です。
中略
TMCはTMCはいまだ本件の解決責任をとろうとしません。よって私たちは、このよ
うな情況に関して正しい考慮を払って下さり、かつ可及的速やかに新たな勧告を発して下さ
るよう、ILO結社の自由委員会にお願いする次第です。その勧告とは、本件に関する2012年
のならびにそれ以降のその他の、結社の自由委員会の勧告を無視して本件の解決を拒否して
いることの黒幕の主役を演じている、代表取締役兼会長である豊田章男によって代表されて
いる、親会社TMCのトップ経営陣の態度を厳しく批判し糾弾する内容の勧告であります。
トヨタの総本社である日本のTMCはTMPCWAとトヨタ間の労働争議に関し友好的解決
をするよう真剣に決断しなければなりません。他方、TMPCWAはILOがグローバル次元で
の労働者の権利保護の最後の砦であると強く信じています。よってILOがTMPCWAの訴え
に関して行動を起こして下さることが必要であります。