全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

上司のわいせつ行為を告発し会社と団体交渉

2019年06月27日 20時19分03秒 | アイシン精機
わいせつ犯罪者を野放しにしている
 
 アイシン精機株式会社(本社 愛知県刈谷市)と6月25日(火)、女性社員にわいせつ行為をしたT上司を会社に告発し、問題解決のために団体交渉を開催しました。
 T上司の行為は、上司と部下との関係で優越的な関係を背景としていること。しかも業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動を発していること。
 さらに職場環境を乱す行為であり、被害者に多大な心身的苦痛を与えていること。このことは、重大な就業規則違反であり、法違反(犯罪)を犯しています。 
 被害者はこれまで会社のしかるべきところに対応を求めてきたのに、双方で(個人間)で解決してください。と会社は責任放棄をしたのです。
 当労働組合側から、事実関係はハラスメント以外何物でもありません。犯罪を起こした社員を咎めず、現在も肩書を持ったまま雇用していることは重大問題であり、他にも被害が広がっている可能性は否定できません。二週間以内に団体交渉を開催して調査結果を報告するよう求めました。
 他にも被害者がおられるようでしたら、情報の漏洩は致しませんので全トヨタ労働組合にご連絡ください。携帯電話(08015568284)女性組合員が対応いたします。企業体質を改め安全に安心して働ける職場環境をつくるために力を貸してください。

お願い
 マスコミ関係者に呼びかけます。取材には今のところプライバシーの件もあり慎重に対応していますが、会社の対応によっては、社会的に明らかにしなければならないと考えています。ハラスメント対策法制化の観点から重要な案件です。ご協力をお願いいたします。
コメント (19)
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フィリピントヨタ労組を支援する愛知の会、総会を開催

2019年06月15日 18時54分28秒 | フィリピントヨタ労組を支援
フィリピントヨタ労組を支援する愛知の会、第17回総会を開催

5月26日、フィリピントヨタ労組を支援する愛知の会は第17回総会を名古屋市内で開催しました。昨年度一年間の活動を総括するとともに、今年度の取り組みについて確認しました。
 2001年、組合を結成したフィリピントヨタ社の労働者に対して、トヨタ本社の指示の下にフィリピントヨタ社は233名(後に4名を追加)の組合員の首を切り、労働組合潰しをやってきました。しかし、このような首切り攻撃・組合潰しに屈することなくフィリピントヨタ労組の労働者は解雇撤回を求めて17年間に渡って不屈に戦い続けています。そして私たち日本の労働者も、当初から、関東と愛知で支援する会を結成して支援の取り組みを続けています。

トヨタ本社は早期解決に応じなさい
 この日・比連帯した闘いによってILO(国際労働機関)からは3度にわたる「争議の早期解決勧告」がフィリピン政府に出され、フィリピン政府も争議解決のためにトヨタに働きかけましたが、トヨタ本社は「フィリピン現地の問題だ」と言って、これを拒否し続けています。またOECD(経済開発機構)の多国籍企業行動指針に基づく仲介もトヨタは無視し続けています。けれどもトヨタは多国籍企業として国際世論に背を向け続けることは出来ません。フィリピントヨタの労働者と支援する会はジリジリとトヨタを追い詰めています。トヨタが主導して解決に乗り出すように闘いを強めていく必要があります。
 愛知の会は6月13日に、トヨタ自動車の株主総会に向けて、株主に対する情宣活動を行いました。総会出席者からは「まだこんなことをやっているのか」などと、会社に対する疑問の声が聞かれました。
 また、今年も10月13日と14日の両日、フィリピントヨタ労組の代表と関東からの仲間を迎えて、トヨタ名古屋本社と豊田市の本社を包囲する行動に取り組みます。
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