庭の万年青(おもと)に花芽がつきました。
これには赤い実がつきます。
万年青は、宇佐八幡のご神体とされています御許山に
由来します。
あちこちの神社へまいりますと、わたしたちのご先祖は
自然の姿に、神への思いを寄せて、拝する生活を
していましたことを感じます。
神の宿る山に奥宮を配して、禁足としていたり、
祭りなどの神と対話する時にのみ、その地へ入り、
ケガレ(気枯れ)に、注意をはらっていたのです。
今では、誰でもがこのような場所へ入れるので、
神を身近に感じられるのですが、
かえって、わたしたちの中に畏敬の念が薄れてもいます。
生命を尊いものとして、捉える感性は教えられるものではなく
感じるものです。
自分にとってよいもの、わるいものを選別する感性は
今の世でも大切です。人との関わりで、いろいろな思いが
エネルギーを発生しています。
自然の中でも、いろいろなエネルギーは、感じられます。
毎日の中で、感じてみてください。
感じることが、わたしたちによきものを引き寄せます。
あなたの 日々が 豊かなものでありますように
傍らにいつもいてくださる 神々と共に 感謝 天卜占