少し前の話。
師匠が、珍しく本を読んでいる。
「なんすか?それ。」
「『パガヴァッド・ギーター』。
ヒンズー教の聖典だ。前にウェイン・ダイアー博士の著作に
出てきてたので、どんなのか読みたいな~、って思ってたのさ。」
「はあ。」
「そしたら、ゆうべ、電話で話してたら、電話機の左側にある
とーちゃんの本棚で、私はここよっ、って、自己主張してた。(笑)」
ってか、なんで、そんな本が家にあるんすか・・・。
『あなたは学びを得た 必要なものは すべてある』
とのメッセージを師匠は神さまからいただいていましたが、
こういうことなのですかねえ。
「で、読んでみて、どうでしたか?」
「うーん、昔読んだ本の中の抜粋らしい。大体は知っていた。」
そういえば、ブログネタにするくらい、たまにしか、肉や魚を
口にしない師匠ですが(笑)、それが頻繁におき始めたのは
師匠が20代の頃。『物忌』という言葉とともに
肉や魚を受け付けなくなる時期があったそうです。
その頃は、仏教本の知識しかなかったので、この『物忌』と
いわれた時期、経を唱え、ひたすら潔斎して過ごしていたそうです。
最近、『物忌』は『巫女』を現す言葉ということがわかりました。
『巫女』であるからには、師匠の行動もあながちはずれてはなかった
わけです。
「神さまがいう、『必要なものはすべてある』は、この世界にあるもの
全て必要であり、それを私たちは常に、創造し続けているんだ。
こんな願いはわがままじゃないかとか、他人の目にふりまわされず、
自分の必要なもの事象にのみ意識を集中する。
それが、
自分の幸せの在り様でいることが本当に自分を大事にしている、
ってことなのさ。」
「そうですね。」
求め続けていれば、おのずと必要なものを、わたしたちも
引きつけられるってことなのですね。
今年も、自分に必要なものを創造し、発見していきましょう。
臣でした。