ところで、何故私たちがこの招霊の花にこだわったのかというと、
以前、早吸日女神社へお参りに行ったときに、ものすごい香りが
していたことがありました。
私も師匠もその時は、子供がジュースを撒き散らしたのだろうと、
思っていました。
その位、甘い人工甘味料のような香りがしたのです。
その後、師匠の回りでもこの香りがするようになりまして、
やっと、この香りが招霊の花の香りだと知ったのです。
それが、以前の記事に書きましたが、
神さまに呼ばれて、高良大社へお参りの帰りに寄った、鳥栖
アウトレット内のあちこちに夏みかんの木と共に植えられていた
「唐種招霊(カラタネオガタマ)ポートワイン」という品種の木でした。
調べた資料によると、この香りのことを「バナナの香り」などと評して
いましたが、
私たちには、人工甘味料の甘い香りとしか表現できませんでした。(笑)
実際の花の香りは、高木に育っていて花の盛りも終わっていたせいか、
微かにしか匂いませんでした。
師匠の周りでは、檜の香り、樟の木の香り、橘ーみかんの花の香り、
お酒の香り、などなどのさまざまな香りが漂ってくるのですが、
これも、目には見えないけれども、
八幡大神さまたち神霊が存在していることを
教えてくれているのですねえ。
お酒を飲まない私は、もっぱら日本酒や焼酎などのお酒の匂いを
感じるのですけれどね。(苦笑)
これも、匂うからどうこうではなく、師匠がよく言う、
神霊が存在していることを「知っていればよい」ということなのです。
臣でした。