師匠「セクト主義ということばがあるんだ。」
私 「せくと・・・ですか。」
師匠「うん。中学校時代に読んだ本にあったと思うのだけどね、
詳しい出典は忘れたけど、こころに残ったことばで、そのとき
『セクト主義は滅びる。』と感じた(聞こえた)んだ。
『自分の考えは正しい。それ以外は(認めない)排除する。』
みたいな考えなんだけれどね、まあ、極端な思想だよね。
他者もあっての自分のはずなのに、自分だけが世界だと
思い込んでしまうんだな。
考えたら、近代科学はそれから成り立っていた。
世界を理解しようして行った考えは、哲学と呼ばれたり、思想
と呼ばれたり、科学、物理学、量子物理学。神学などの宗教学。
宇宙学。
医学とかもそうだけど、細かく分けて考えにこだわっていった
結果、小さくなっていったはずの世界は、とりとめもなく広がり
続けている。
私たちはつながっている。そのことに気がつこうよ、と神さまは
おっしゃっているんだ。」