師匠の不思議な日常

天の語らい地の学び 香る神々との対話 天界、龍神界の物忌み(巫女)師匠こと天卜占と弟子で審神者(さにわ)である臣の日々

聞こえてくる声 耳をかたむける時

2013年02月09日 | 天意の実践

先日、直会のお誘いをいただき、出席した時、

以前より家の片づけをお薦めしておいた方が出席されていたので、

「片づけはすすみましたか?」と聞いたら、

全然取りかかっていないとのお返事。

同席のお友達が、火事にでもならんと片づけんわなあと、

笑っていたら、翌日の夜のこと。師匠からメールで、

「今、〇〇さんの住んでいるマンションで火事みたいよ。」

と、知らせてきた。

ちょうどニュースをみようとしていたのでテレビを点けたら、

その映像だった。

幸い、ご本人の家からの失火ではなかったが、その火事のために

しばらくは、マンションには住めないとのこと。そして、家財道具の

ほとんどは使えない。それから、各家庭の火災保険の関係で、

これからのことはまだ予定がたたないらしい。

面白いというと、ご不敬に感じられるかもしれないが、

本人はけろりとしている。

片付けに関してはこういう場合、市からの補助・援助が使えるそうだ。

助かったわ。と本人はいたって喜んでいる。

よいこともわるいことも、そこだけをみて、落ち込むこともないし、

親戚からも、片づけるよう言われていたのを放置していたが、

こうなっては、片付けるしかなくなった。強制的にではあるが、

せざるをえないこととなった。それを淡々と行っている。

病気を抱えていて、今月は手術も控えているので、家が無くとも

困らない期間だから、それまでは親戚に居候するそうだ。

起こることをどう受け止めるか。そして、それを呼び込むことの

本質もよくわかる。

どうであれ、自分の世界で認識して、すべてを行う。

それは、誰も同じなのだ。

実は、直会の前日に師匠が、ふと、火事には気をつけんとね、

とつぶやいた。どういうことですか、と聞いたら、

特別な意味はないけれど、感じたからと言う。

「うーん。

自分が気を付けることも大事だけど、(マイナスエネルギーを)

呼び込み易い因子は極力排除していないとね。

巻き込まれないことも、自分を大事にすることだなあ。と、

感じたわけさ。」

片づけとは、それまでのいろいろな思いも一緒に捨てることだ。

物にも付着している様々なエネルギーがあるのだ。

そのことに気がつく感性も持ち合わせたいと、思う。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする