アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ピンクネコヤナギ - 西尾市憩の農園

2018-02-22 20:35:25 | みんなの花図鑑
西尾市憩の農園に行ったら、
早くも ピンクネコヤナギ が開花していました (^_-)
ピンクネコヤナギの花穂の 下半分が
黄色になっています。

上半分のピンクの部分は
雄しべの先の花粉が 葯といわれる殻(カバー) に
包まれている状態です。
この葯が赤いので、花穂が赤く見えたというわけです、
このピンクネコヤナギのばあいは!

花穂の下半分は
花粉を包んでいた赤い葯が破れて、
中から黄色い花粉がむき出しになった、
そういう状態なのです。ですから
雄花の花粉が葯を破って全部出現すれば、
このピンクネコヤナギのばあい、
ピンクは 無くなってしまうのです。

問題は、ピンクネコヤナギ と呼ばれる
花穂がピンクのネコヤナギが すべて
葯が赤いため 花穂がピンクに見えているのかというと、
そうではなくて 基部のほうが 赤いピンクネコヤナギも あるらしい、
ということです。
これを 継続観察中の 岡崎市のピンクネコヤナギ のほうで、
確かめてみようと継続観察しているわけです(^^




ピンクネコヤナギ - 愛知県岡崎市

2018-02-22 20:32:23 | みんなの花図鑑
継続観察中の 岡崎市側の ピンクネコヤナギ です。
きょうは 一眼レフと スマホで撮影しました。
↑この画像は 一眼レフで撮ったものです。


↑この画像も 一眼レフで撮ったものです。
直前の ネコヤナギの投稿で 話題に上がったのですが、
つぼみの殻を破って 花穂が顔を出すとき、
2つのケースがあるようです。
(1) 殻は枝の付け根で 割れてそこから 花穂が伸びるケース
(2) 殻は 付け根で切り離されて 花穂の上に帽子のように載って移動するケース。


よくネットの写真で見る画像は ケース(1) が多いです。
ただ私の出会ったネコヤナギに限定すると、
どういうわけか、 (2) のケースが 多いのです。
↑この画像は スマホで撮ったものです。


産毛のほうは ますます モフモフしてきています(^^)
↑この画像は 一眼レフで撮ったものです。


そして、ここのピンクネコヤナギも
面白いことに、花穂の一部が 黑っぽくなっています。
↑この画像は スマホで撮ったものです。


ネコヤナギ - 愛知県安城市SD地点

2018-02-22 09:41:26 | みんなの花図鑑
これは 2017-11-28 にアップした
ネコヤナギ の 2月21日の状態です。
銀の毛の下に ピンクの部分と黒っぽい部分とあります。
銀一色を「銀ネコ」というらしいので、
これはさしずめ 「銀クロねこ」?(´∀`)


それはそうと ネコヤナギの殻の脱ぎ方(脱皮のしかた)で
気になることがあります。
↓下の写真を見ておわかりのように、
このネコヤナギは 殻を割るように 花穂が伸びてきます。
殻は 元の位置に固定されたままです(そこで割れて開いています)。


こういう伸び方が 一般的なのでしょうが、
実は 私が よく観察している 愛知県安城市 の銀ネコ と
愛知県岡崎市のピンクネコヤナギの 脱皮のしかたは
これとはちがうのです。

ピンクネコヤナギ - 愛知県岡崎市

ネコヤナギ - 愛知県安城市

ネコヤナギ - 愛知県安城市 1-28

ご覧になってお分かりのように、
花穂を保護していた殻は
帽子のように 花穂の頭に載っかったままなのです。
どういう理由で 脱皮のしかたに違いが出るのか?
ヤナギの種類とかではなさそうですし・・・
いろいろ解らないことでてきます (´v_v`)