伊賀八幡宮の名は元は伊賀の国にあったものを、1470年、松平親忠が松平氏の氏神として現在の地に移したことから。
写真バックの建物は「随身門」という名の山門で、山門の手前に25メートル四方のハス池が左右2つあります。
一般に八幡宮は戦いの神様を祀っています。
伊賀八幡宮の祭神も弓術の達人応神天皇ほか、仲哀天皇、神功皇后が祀られていましたが、三代将軍家光が社殿を拡張した際、祖父家康(東照大権現)を祭神に加えました(wiki「伊賀八幡宮」)。
それはさておき、先日紹介した安城市野寺・本證寺のハスは白がほとんどでしたが、ここのハスはピンクが多いです。
ひとつのハスの花は3、4日の命です。最初の2日(ないし3日)は朝日の出とともに開き午前中には閉じてしまいます。
ところが、最後の日は昼になっても花弁が閉じず開きっぱなしとなります。そしてその翌日にはハラハラと散っています。
花托の上にぷつぷつ出ているのは雌しべの柱頭です。花托の中はハチの巣のようになっていてひとつの柱頭の下にひとつの子房が付いていてこれがハスの種になります。
池のハスはピンクが多いのですが、所どころ 白いハスも咲いていました。
花托の下のほうに役目を終えた雄しべが横たわっています。
このハスの花など開き切っていますので、花の最終日で、午後になっても閉じず、このまま散っていくのかもしれません。
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