アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ヒューケラ、ハンゲショウ - 葉を愉しむ

2023-07-13 15:45:00 | みんなの花図鑑
たまには 葉の鑑賞をしてみましょう!(^^)!
と言っても2種類だけですけど。

ヒューケラ

ユキノシタ科のヒューケラは カラーリーフプランツの代表的な植物です。
和名は「ツボサンゴ」
学名は Heuchera sanguinea
属名の Heuchera は 18世紀のドイツ人医師兼植物学者だったJohann Heinrich von Heucherへの献名です。
種小名の sanguineaは 「血紅色の」の意味です。
上の画像を Google Lens で検索しますと Heuchera sanguinea (コーラルベル) などを候補に挙げてきます。
(以下同様)



Heauchera micrantha(ドルチェシリーズ)



Heuchera Coral Bells



Heuchera parviflora



Heuchera red purple




Heuchera parviflora





和名の「ツボサンゴ(壺珊瑚)は、サンゴのように細い花茎を伸ばして、壺形の花を密に咲かせる花姿に由来するとされています。










ハンゲショウ(半夏生)

本州以南、朝鮮半島、中国、フィリピンなど東アジアの亜熱帯性湿地に分布(wiki 「ハンゲショウ」)
「半夏生」というのは季節の区分で、一年を24の季節に分けたものが二十四季節、さらに各二十四季節を3分割したものが七十二候です。
二十四季節の「夏至」を上中下3つに分けて上が「乃東枯(なつかれくさかるる)」、中が「菖蒲華(あやめはなさく)」、そして下旬が「半夏生(はんげ しょうず)」です。「半夏生(はんげ しょうず)」は2023年では 7月2日~7月6日までということです。
つまりこの時期に花が咲くということです。



一方、「半化粧」という字を当てることもあり、「半化粧」のばあいは花が咲く頃に葉っぱが半ば白く色づく様子が化粧をしているように見えるところに由来します。



学名 Saururus chinensis
属名のSaururus(サウルルス)はギリシア語で「トカゲの尾」を意味し、細長い花穂に由来します。
種小名 chinensis(キネンシス)は 「中国に生息する」の意味です。




.