昨日の タイタンビカスに続き、アオイ科のシベの観察です。
今日の花はモミジアオイ。きのうの タイタンビカスの ’ブライトレッド’ と同じではないか、と思われるかもしれません。
それもそのはず、モミジアオイは タイタンビカスの母親なんです。
(花が傷だらけですが)葉を見てください。切れ込みの深い モミジのような葉をしています。
本題の アオイ科のシベの観察 モミジアオイ・バージョンですが、
昨日のタイタンビカスとほとんど同じです。
雄しべのほうは 花糸が合着して筒を作っていて、頭の葯の部分だけ筒から離れて伸びています。
葯が伸びる方向は、アオイ科の種類によっては 全体に 天の方向に集中する種類もあるのですが、
このモミジアオイは 全方位に(筒の外壁から鉛直に)伸びています。
めしべの花柱はこのおしべ筒の中を貫いて抜け出たところで 柱頭を展開しています。
柱頭は 5つに分かれています。
タイタンビカスの柱頭のように 天を仰ぐことはないようです。
おしべ筒の終点から めしべが外に出ているところを拡大してみています。
同上です。
モミジアオイの葯と花粉です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます