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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

マンテマとアメリカナデシコ - ナデシコ科

2022-05-24 06:00:05 | みんなの花図鑑
マンテマ

墓地にマンテマが群れて咲いていました。




マンテマは江戸末期にヨーロッパから渡来した帰化植物だそうです。




ちょっと異色のナデシコ科です。
花が白いマンテマもあります(シロバナマンテマ)。




シロバナマンテマは マンテマの変種かと思ったら、シロバナマンテマが先で マンテマはシロバナマンテマの変種の関係なのだとか。




マンテマのほうが子に当たるのに、和名は こちらのほうが親であるかのような名前が付いているのは
マンテマのほうが日本には早く渡ってきたからだと言います。
(マンテマは天保(1830-1844)~弘化年間に渡来、シロバナのほうは弘化年間(1844-1848)に日本に移入された)








マンテマの腺毛がキク科の綿毛とつばぜり合いをしています。










アメリカナデシコ

マンテマに似た腺毛の多い同じナデシコ科というと、ムシトリナデシコなのでしょうが、撮り忘れました。




いちおう同じナデシコ科の渡来植物ということで、アメリカナデシコ。




アメリカナデシコの名は、日本に渡来した明治時代頃、アメリカで多く栽培されていたことから。



別名「ヒゲナデシコ」
ヒゲナデシコの名は、総苞片が髭のように長く伸びていることから。









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