ソシンロウバイ(素心蝋梅)の花が咲きだしました。
が、今年はちょっと変です!
こんな風に、まだ緑の葉がいっぱい枝に付いたままなのです!
こういう画像を見ると、蝋梅の名は、花びらが半透明でつやがあり、蜜蝋のような質感があることから、という説がいちばんしっくりきます。
以下、毎度おなじみの ロウバイの雄しべと雌しべの話です。
ロウバイの雄しべ、めしべは活動期がちがって、はじめは めしべが活動します。
上の画像で中心にある糸くずのような器官が雌しべです。
めしべ活動期には 雄しべは横たわっています。
この状態を「おしべが開いている」と勘違いされてる方がおられますが、開いているのではなく待機しているのです。それが証拠に、おしべの葯(花粉の入った器官)は花粉放出面(モアイ像に例えるとモアイの顔の面)は花弁のほうを向いて突っ伏しているのであります(´v_v`)
おしべの状態模式図1
めしべ活動期が終わるころ、雄しべが起き上がり、受粉の終わった雌しべをガードするように取り巻きます。その後、葯(モアイ像の顔に当たる部分)をから花粉を放出しはじめます。
おしべの状態模式図2
おしべも最後は雌しべを絞り込むようにして萎れていきます。
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