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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

樹に咲く花 (55) クヌギとコナラ(1)

2021-05-18 10:19:08 | みんなの花図鑑
樹に咲く花シリーズ、だいぶご無沙汰でしたが、いちばんやりたかった「クヌギとコナラ」の雌花の特集をようやくとりあげます。

まずは クヌギから




季節は移り、クヌギとコナラで今見ることが出来るのは 雌花(というか どんぐりの赤ちゃん)です。


雄花と雌花の初期については こちら を参考に。



クヌギとコナラはよく似ています。
木肌を見ると クヌギの木肌は縦に割れ目が荒々しいです。
でも一番よく分かるのは 葉の縁のトゲのような鋸歯でしょう。




雌花は 今年新しくできた枝(本年枝)に出来ます。
「雌花は新枝の上半分の葉腋につく。(樹に咲く花)」(松江の花図鑑「クヌギ」)



アリさんが登ってきました。今はまだ どんぐりの赤ちゃんとアリの体長と同じくらいです。



拡大して見ると、クヌギのどんぐりの赤ちゃんは 体半分が魚の鰓(えら)のようなもので覆われています。

(次回は コナラを特集します)


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