アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ハルシャギクの来た道

2021-06-21 08:09:00 | みんなの花図鑑

ハルシャギクは キク科ハルシャギク属の一年草です(wiki)。
ハルシャギクの「ハルシャ(波斯)」はペルシャのこと。
ここまでは 皆さんよく知っていること。



ペルシャの名を冠していれば、だれだって「ははぁ~、ペルシャから来たのか?」と思ってしまうでしょう。



でも(これもご存じのように)ハルシャギク( Coreopsis tinctoria)は
「合衆国(ミネソタ~ルイジアナ、カルフォルニア)
北米西部原産の帰化植物で、明治の初期に
観賞用に導入された1年草です。」(Renaissance「ハルシャギク(波斯菊)」)



では、なぜ「ペルシャ」の名が冠せられたのでしょう?



前回見たように どこにもその記述がありません。



「ハルシャギクは、我が国には明治初年に渡来したともいい、
一説には天保14年(1843)に来たともいわれる。
(主婦の友社「はじめての園芸百科)」(同上)



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