マメ科のアメリカデイゴです。この木は私が初めて出会ったすぐ近くの交差点脇に植えられている大木です。
日本の中部地方という温帯に、どこか熱帯から来たような場違いな真っ赤な花を付けた木が立っていたので、はてな?と眼(まなこ)をこすったものです。
さっそく掲示板に質問して「アメリカデイゴ」の名を教えてもらいました。(▼)
見たのは、なんと11月でした!
ですが、最近知ったんですが、こういう葉が丸いものは「マルバデイゴ」というらしいですね
ま、マルバデイゴでも アメリカデイゴでも この独特な蝶形花の特徴は変わらないので、名前よりも 花の特徴を説明します。
ブラジル、アルゼンチン原産ですが、日本の東北地方でも戸外で育つそうです。
アメリカデイゴの花は 基本的に マメ科の蝶形花を踏襲しています。
下に マメ科の蝶形化の代表例として フジの蝶形花をとりあげ、対称説明します。
花弁が 広く大きい旗弁、花蕊を包む舟弁(竜骨弁)、それと(アメリカデイゴでは退化していますが)虫が停まるための翼弁、この3種構成の花弁です。
・・・なぁんだ、翼弁が無いだけで、同じじゃないのさ!
といわないでください。
実は 上のアメリカデイゴの花は 比較のため逆さまにしていたのです。
実際は こちら▼
上下反転して 旗弁が下に、舟弁が上から出ているのです。真逆なんです!
枝には棘があります。
落ちたたくさんの花。
根元から出てきた若い枝にも棘があります。
アメリカデイゴはアルゼンチンの国花です。
あちらでは「セイボ」と呼ばれ、ジャカランダの花と同じ頃咲いて、とても綺麗でした。
ブエノスアイレスに2000年まで6年間住んだので、懐かしい花です。
あちらに行くまでこの花を見たことがありませんでしたが、今では日本でもあちこちで見られて懐かしいです。
おめでとうございます\(^o^)/
香りのする花って癒されますね
さておき、アメリカデイゴといえば ブエノスアイレスのさざんかさんでしたね(^^)/
> ジャカランダの花と同じ頃咲いて
そうなんですか、開花期重なるんですか!
私も 暑い暑いインドネシアで フランボヤンに出会って どれほど癒されたことか(^^♪