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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ポーチュラカ - スベリヒユ科

2021-09-17 07:51:45 | みんなの花図鑑
ポーチュラカの花シベ、とくに 雌しべの位置についての話題です。


ポーチュラカは 別名ハナスベリヒユの名の通り、ざっくり言えば スベリヒユの園芸種です。
それは 丸くて厚みのある葉を見れば、一目瞭然なのですが…




今日は 花シベの観察です。
オレンジ色の花粉を出しているたくさんの雄しべ(7~30個)。
の、中心ではなく端っこに雌しべが開いています。




これなど 恥ずかしそうに花弁に隠れています。




どの花を見ても同じです。
通常 両性花というと 雌しべの周りをおしべが取り囲んでいるのですが、ポーチュラカは 特異なのです。




検索しても雌しべが仲間外れの記事は見つかりませんが、素朴に考えると 自家受粉を回避するためのポーチュラカ独特の解決法なんでしょうね


参考 スベリヒユの花
その記事は こちら




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