アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ヤブツバキ - ツバキの北限

2022-02-15 06:00:04 | みんなの花図鑑

単に「ツバキ」といえば、ヤブツバキのことです。
ヤブツバキの学名は Camellia japonica




属名は「Camellia (カメリア)」
種小名は 「japonica (ヤポニカ)」その名の通り、日本固有種。




ツバキ(ヤブツバキ)の北限は 青森県東津軽郡平内町東田沢の椿山。





「椿山は夏泊半島の北端に位置し、野辺地湾に面している。
(中略)ヤブツバキは日本の南部から中部にかけて分布しているが、東北地方に行くに従って少なくなり、ここ椿山をもって分布の北限としている。」(青森県「ツバキ自生北限地帯」)




ところで、青森市には 縄文時代を代表する大規模集落跡(三内丸山遺跡)があります。
ツバキの北限は 縄文時代の遺跡とほぼ同じ緯度にあります。
これがひとつ目の 「奇妙な一致」 です。



面白いことに、もうひとつの「奇妙な一致」があります。

サザンカの自生北限は 佐賀県神埼郡吉野ヶ里町にあります。 そうです、あの吉野ケ里遺跡の吉野ヶ里町です。
吉野ケ里遺跡は弥生時代を代表する環濠集落のあとです。

この2つの奇妙な一致は何か意味があるのではないでしょうか?
この前から折りに触れて考えているのですが、、、ノー・アイデアのままです。
どうかヒントを (^^)/





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