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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

アカバナマンサク - 安城デンパーク

2020-03-07 14:43:00 | みんなの花図鑑

マンサク特集、その2。
デンパークの樹名板には
「Hamamelis × intermedia cv.
 赤花マンサク
   マンサク科
   園芸品種」
とありました。




学名は 「Hamamelis × intermedia cv. 」 と最後に 「cv. 」が入っていますが、これはなんでしょう?
cv. は cultivar の略で、「園芸品種」をあらわすのだとありました。




Hamamelis × intermedia を検索すると 「x」は雑種をあらわし、ハマメリス・インテルメディア (赤花丸葉満作) は 「マンサク」と「シナマンサク」との交雑種です。とありました。




赤花マンサクにしても、 赤花丸葉満作にしても、 「ベニバナ(紅花)」と言わないのは、 常緑の「ベニバナトキワマンサク(紅花常盤満作)」があるので、それと区別するためなんでしょう。




ちなみに 黄色のマンサクの学名は Hamamelis japonica。 日本固有種ですね
「japonicus」のついた植物は263種もあるそうです。
たとえば Camellia japonica Linn は ヤブツバキ(ツバキ)の学名で、 Linn は命名者リンネを表すそうです。
Lonicera japonica Thunb は スイカズラのことで、 Thunb は命名者のツンベリーのことだそうです。




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