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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

樹に咲く花 (30) イチョウ

2021-04-10 06:00:00 | みんなの花図鑑
雄花

イチョウは 雌雄異株。
花は 「雌花、雄花ともに春の葉の展開と同時に出て」(植物雑学事典「イチョウ」)きます。




葉の付け根から、緑のバナナみたいに出ているのが 雄花です。

















雌株

「最近はぎんなんの臭気を嫌って雄株の接ぎ木苗が多くなったので、街路樹などでは雄株ばかりとなており、雌花を見ることは少なくなってしまった。」(植物雑学事典「イチョウ」)
これは 神社に何本かある イチョウの雌木です。毎年 銀杏の実が生ります。




雌木ということは分かっているので、花が咲いていれば それは雌花なのですが、時期が早いのか、花らしき部位が見つかりません、皆 葉ばかりです。



これなど、中心に出ている部位は 一見すると雌花かな?と期待が膨らむのですが・・・




よく見れば、これも生れたばかりの若葉のようです。


仕方がないので、雌花がどんなものか、画像検索したスナップ画像を挙げておきます。
(雌花の画像が撮れたら 差し替えるということで・・・)

イチョウの雌花は、葉と同じところから果柄を出し、先端に むき出しの胚珠が通常は 2つ、中には1つだけ、あるいは3つ、まれに4つ伸びていて、これだけで 雌花なのだそうです。







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