アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ネモフィラ、オオイヌノフグリ、ムスカリ - 青

2021-04-09 18:04:57 | みんなの花図鑑
今回は、ブルーで統一。

ネモフィラ

ネモフィラはムラサキ科ネモフィラ属(Nemophila)に分類される植物の総称。(wiki)



ネモフィラ属の分布は 北アメリカ。







属名 Nemophila は「林を愛する」の意味で、茂みの中の明るい日だまりに自生していることによる。(同上)







花は4月-5月に開花し、花径2cmくらいで、白に空色または青紫色の深い覆輪で、中心部に黒い点が5つある。(同上)





オオイヌノフグリ(星の瞳、ヴェロニカ・ペルシカ)

最初の2枚は 2018-2-27に撮ったものです。



ずいぶん早くから咲いているんですね
「秋に芽を出して他の植物が繁茂しない冬に横に広がって育ち、早春に多数の花をつけ、春の終わりには枯れてしまう。」(wiki 「オオイヌノフグリ」)




(ここからは ごく最近撮ったもの)
オオイヌノフグリは シソ目オオバコ科 クワガタソウ属(Veronica)の越年草。
wikiには 「日本に渡来したのは明治初年と推定され」とあります。
wikiには 「ヨーロッパ原産。」とありますが、ヨーロッパの人は 原産地は ペルシャと考えていたようです(後述)。




学名:Veronica persica
Veronica(クワガタソウ属)の名の由来は キリスト教の聖女ヴェロニカ(*)に捧げられたものといわれます。

(*)聖女ヴェロニカが十字架を背負ってゴルゴタの丘へ向かうキリストの汗をぬぐったところ、その布にキリストの顔があらわれたといいます。



種小名 persica のほうは 語源事典によれば「桃の」の意とありますが、そのまた元は「ペルシャの」というのが語源なのだそうです。




おしべがたったの2本です。最小構成です。
この雄しべの形状、何かに似ています。そう、クワガタムシの2本の角に似ています。
なので? 「クワガタソウ属」なのです(^^♪





ムスカリ

ムスカリは キジカクシ科 ツルボ亜科 ヒアシンス連 ムスカリ属の植物。



学名: Muscari の名は 「ギリシア語で麝香(*)を意味する「moschos(ムスク)」を語源とし、強い芳香を放つ品種があることに由来します。」(花言葉-由来「ムスカリの花言葉」)

(*)麝香(じゃこう)(英語でmusk ムスク)は雄のジャコウジカの腹部にある香嚢(ジャコウ腺)から得られる分泌物を乾燥した香料、生薬の一種。



もともとは地中海沿岸が分布の中心。(wiki「ムスカリ」)
日本には1980年代、市場に出回りだしたそうです(同上)
園芸植物ですが、最近は、野生化しつつあります(^_-)-☆




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