アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ワレモコウ - 季節は移り

2021-08-21 16:00:00 | みんなの花図鑑

季節は移りワレモコウが咲きだしました。
バラ科のワレモコウの花には いろんな虫が訪れて来ています。
でも、忙しく飛び回ったり歩き回ったりするので、全体が撮れたのは このハエ君だけ (´v_v`)
(このハエ、何というハエなんでしょう? 青い眼に黒い縞が入っていて特徴的なんですが・・・)
(ツマグロキンバエ??)




こちらは アリさん。お尻の形と色が 雄しべの葯と同じなので、花に紛れ込んでいます。
ワレモコウの花は 花穂の上から咲きだし、だんだん咲き下がってきます。
一番下が つぼみ。
その上のちょっと白いおしべの花糸が目立つ部分が、雄性期の花たち。おしべは4本。
そのうえが 雌性期の花。




こちらは ハナグモ(ヒメハナグモ?)ですか?
花に集まる虫を狙ってるんでしょうね。



長細い楕円形の葉。縁には細かいギザキザがあります。
学名:Sanguisorba officinalis
属名の「Sanguisorba(サンギソルバ)」はラテン語の「sanguis(血)」と「sorbeo(飲み込む・吸収する)」の意で、ワレモコウが古くから血止めの薬として用いられたことによるとされます。(魅る魅るガーデニング「花 ワレモコウ」)




こちらは アシナガバチ?でしょうか? 大きすぎて 一部にしかピントが合ってません。




上に同じ。この子、じっとしていないんです。




「ワレモコウの花は花びらが退化していてありません。花びらのように見えるのはガク片です。ワレモコウの花穂には、つぼみと開いた花と開き終わった花がいつも一緒についたままになっています。全部のつぼみが咲き終わってからも色づいた4枚のガク片は散らずに残るので、ワレモコウの花は、夏から秋と季節をまたいでいつまでも咲き続いているように見えるのでした。」(みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログ「季節のたより62 ワレモコウ」)




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