以前はヒロハフウリンホオズキとセンナリホオズキ(両者ともに ナス科ホオズキ属)が混同されていました。
今は区別の仕方が浸透してきて、かつてセンナリホオズキと呼ばれていたものの多くがヒロハフウリンホオズキだったことが分かってきました。
ヒロハフウリンホオズキ
ヒロハフウリンホオズキの特徴は 花と果実にあります。
学名は、Physalis angulata var. angulata
まず、花のほうの特徴は薄黄色の花で、花の内面中央が褐色を帯びています。
でも、この花の特徴はセンナリホオズキの花を見ていないと色の濃さが判らずあいまいです。
それより果実(ほおずき)を見るのが確実です。
ヒロハフウリンホオズキのホオズキの袋は子房を包んでいた萼が果実の成長とともに膨れてそのまま残ったものです。これを宿存萼といいます。
ヒロハフウリンホオズキの宿存萼の脈は褐色に色づきます。見方によっては毛細血管のようです。
センナリホオズキの宿存萼の脈は成長しても青いままです。この区別は明瞭で 他方と比較する必要がないので簡単です。
センナリホオズキ
上のヒロハフウリンホオズキの群生の中に 一株だけちがうホオズキがありました。
ホオズキの袋(宿存萼)の脈が褐色でないのです。(この株すべて)
それで、この株だけ、ナス科ホオズキ属のセンナリホオズキではないかと考えました。
もしそうなら、群生している株の数はざっとみて100株くらいはありますので、 1/100 の確率です !(^^)!
ところが、花を見て見ると、どうもすっきりしません。
褐色のほうに褐色の班が あるのか?ないのか?
いずれにしても 周りのヒロハフウリンホオズキの褐色模様より薄いのです。
以下はネットからお借りしてきたセンナリホオズキの花です。
Physalis pubescens(hanashirabe.com)
センナリホオズキの花には、内面中央にクッキリと濃紫色の斑があります。
というわけで、
今度もまたセンナリホオズキには出会えませんでした。
どこに行ったら出会えるのでしょう??
.
今は区別の仕方が浸透してきて、かつてセンナリホオズキと呼ばれていたものの多くがヒロハフウリンホオズキだったことが分かってきました。
ヒロハフウリンホオズキ
ヒロハフウリンホオズキの特徴は 花と果実にあります。
学名は、Physalis angulata var. angulata
まず、花のほうの特徴は薄黄色の花で、花の内面中央が褐色を帯びています。
でも、この花の特徴はセンナリホオズキの花を見ていないと色の濃さが判らずあいまいです。
それより果実(ほおずき)を見るのが確実です。
ヒロハフウリンホオズキのホオズキの袋は子房を包んでいた萼が果実の成長とともに膨れてそのまま残ったものです。これを宿存萼といいます。
ヒロハフウリンホオズキの宿存萼の脈は褐色に色づきます。見方によっては毛細血管のようです。
センナリホオズキの宿存萼の脈は成長しても青いままです。この区別は明瞭で 他方と比較する必要がないので簡単です。
上のヒロハフウリンホオズキの群生の中に 一株だけちがうホオズキがありました。
ホオズキの袋(宿存萼)の脈が褐色でないのです。(この株すべて)
それで、この株だけ、ナス科ホオズキ属のセンナリホオズキではないかと考えました。
もしそうなら、群生している株の数はざっとみて100株くらいはありますので、 1/100 の確率です !(^^)!
ところが、花を見て見ると、どうもすっきりしません。
褐色のほうに褐色の班が あるのか?ないのか?
いずれにしても 周りのヒロハフウリンホオズキの褐色模様より薄いのです。
以下はネットからお借りしてきたセンナリホオズキの花です。
Physalis pubescens(hanashirabe.com)
センナリホオズキの花には、内面中央にクッキリと濃紫色の斑があります。
というわけで、
今度もまたセンナリホオズキには出会えませんでした。
どこに行ったら出会えるのでしょう??
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