ガザニア(Gazania)の花は キク科キク亜科の典型で、中央のふんわり盛り上がった筒状花の集団と周囲の花弁の一枚だけ肥大化した舌状花から構成されています。その全体像は和名でクンショウギクと呼ばれるほど豪華なたたずまいをしています。
ガザニアのマクロ写真を撮っていていつも困るのが、そのふんわり盛り上がった筒状花です。
なにしろ雄しべ筒の中から雌しべがその倍の高さまで伸びているのですから、雌しべのてっぺんを撮ろうとすると、おしべとその周囲の花弁はボケボケです。
おしべと花弁を撮ろうとそちらにピントを合わせれば、雌しべはぼけてしまします。
そういうわけで、絞り込んで全部に焦点を合わせようとしても、園芸コーナーは室内なので光量が足りません。
これまでの写真でお分かりのように、前ピン、後ピン2枚の写真を撮って、1秒ごとに切り替えるGIF画像にしてみました。
見てくださる方の頭の中で立体化して下さることを期待しています !(^^)!
これは横から 手前と奥の両方にピントを合わせたもの。
ガザニアは 雌しべの花柱が長いですね。
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なんせ複雑なこと出来るカメラ持ってないので、マニュアルフォーカスの発想です(。-_-。)