「山椒は小粒でもぴりりと辛い」のサンショウ(山椒)です。属は サンショウ属(Zanthoxylum)です。
属名の Zanthoxylum は 日本語の「さんしょう」に由来するのかと思ったら、全然違いました(ToT)
ギリシャ語の zantho-(黄色い)+ xylon(木)に由来するのだそうです。
サンショウ属は 何科に属すのでしょうか?
これが何と ミカン科なのです!
そのため
「山椒の味覚は、実は柑橘、つまりオレンジやレモン、ライムに通じるものがある。」(伊東 乾「抗ストレス食材「山椒」とオレンジの意外な関係」実は柑橘系だった「山椒(ミカン科)」より)
となるのです (^^ゞ
雌雄異株です。
このサンショウは お寿司屋さんの看板の下にある雌株ですが、横に もう一株サンショウがあります。たぶんこれが 雄株なのでしょう。
「6月にこの青いままの未熟な果実を収穫したものが「実山椒」で、佃煮にしたり、ちりめんじゃこと混ぜて「ちりめん山椒」として利用される。
収穫せずにそのままにすると8月末ごろから赤く色づいてくる。
香味料として鰻の蒲焼の臭い消しや七味唐辛子の材料として用いられる「粉山椒」は、この熟した実の殻の乾燥粉末だという。」(ブログ 庭仕事ときどき読書 ―はるかの庭「赤い山椒の実」)
相変わらず、引用ばかりですみません(´∀`)
山椒の木はうちにあるんですが、花は咲けども実はならず「うちのは成らんなー、実の成らんのがあんのやろか?」などと思っていましたが、迂闊でした。最近になって知ったんですよね、雌雄揃っていて実ができるって。まあ、葉っぱ(木の芽)は姉も来てぶちぶちと千切っては、せいだい使いましたが…。
私も同じです。記事にコメントを書いていて
「雌雄異株」だということを気が付いたのです(^^ゞ
「木の芽」田楽、おいしそうですね^^
私は昔仕事で地下探査用の測線はりのための伐採を
していたのですが、仙台のほうで、山椒の木を伐採
したとき、スリコギにするといいことを教わり、
伐採が少し楽しくなりました(^_-)-☆