集まって咲いているサルスベリの花のひとつだけに 焦点を合わせています。
花弁の中から 黄色い花粉を付けた おしべ がたくさん伸びています。
と、ここまでは 問題ないのですが、よく見ると、黄色い葯を付けたおしべの外周に 背の高いシベが ステッキの柄のようにクルッと下を向いています。これは何でしょうか?
ステッキの柄のようにクルッと下を向いている器官も おしべ だったのです。
というか、 この長い柄の おしべ のほうが 本物のおしべだったのです。
じゃあ、 たくさんある黄色い頭のおしべは 何もの?
整理してみますと...
「たくさんある雄しべは、外側の6本は葯が紫色で長く、それ以外は葯が黄色くて短い。しかもそれぞれの雄しべでつくられる花粉は機能的にも形態的にも異なっている。授精するのは長い雄しべの花粉で、短い雄しべの花粉は花粉を運んでくれるハチの餌になる。」
そうなんだ、 この短い黄色い花粉を出すおしべは 「ハチの餌になる」ためにあるんだ。
... って。。。 うーん、 ハチは 花粉を食べるために サルスベリの花に集まってくるの??
調べてみると、 サルスベリは 重要な夏の蜜源植物らしいのです。
「夏の間、咲き続けるサルスベリは、7月から8月にかけて蜜源植物の少ない時期に、貴重な存在なのだそうです。」
では、ミツバチにとって、花粉は餌として必要ないのかというと、 なんと 花粉は ミツバチの幼虫の大切な栄養源でした \(^o^)/
今日は~
この花を見ると本格的な、太陽が照りつける
夏ですね!
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記事がダブり最初の記事を削除致しました。
大変失礼いたしました。
御免なさい。
リョーカイしました(^O^)