さ~て、これはいったいなんでしょう(#^.^#)
ひとつの花の全体は こんな風です。
そうです、トレニアの花です。
一枚目の写真は この花弁を引き裂いて 下のほうにある雄しべ・雌しべを露出したものだったのです。
(以下の3枚も同様)
トレニアは 2組の雄しべ(合計4個)と雌しべを持っています。
ふつうに花を覗きこむと、背の高いほうの左右2つの雄しべが手を取り合ってアーチを作っている部分に目が行きます。もう一組の 背の低い雄しべの組と 雌しべ は花筒の中に隠れて 良く見えません。
花弁を引き裂いてみれば、中が見えるのですが、ここは施設の花です。むやみに <バラす>わけにはいきません。かといって、トレニアの花を買ってきて 家でバラしてみるほどの凝り性ではないので、今まで トライしてなかったのですが、寄せ植えの鉢の下に たくさんの花が落ちているのです。
下に落ちている花なら、とがめられることはないでしょう。そう思って 何枚か拾い上げ、花弁を縦に咲いてみたのが この図です。
それで、結果はどうかというと・・・
下側の雄しべ2個が 上側の2個と同様、握手していることは何となく分かりますが、同じ高さにある雌しべがどうなっているのか、まだよく分かりません。
これは 下の部分にピントを合わせているのですが、白く開いているものが 雌しべなんでしょうか。
いえいえ、その考えは当たってないですよ。なぜなら、このトレニアの花は受粉が終わって下へ落ちた花なんです。下に落ちたのは 花弁の部分と役目を終えた雄しべと考えるべきです。受粉が終わった雌しべは 柱頭を閉じて、下へ落ちずに、子房を成長させるべく 茎に留まっていると考えた方が どうも合理的なようです。今回、写真を撮ってから、つぎ、何を撮るべきか気づかされました (´∀`)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます